Quantcast
Channel: BOOGIEなイーブニング!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 803

知音食堂/池袋(景信山〜陣馬山縦走#4)

$
0
0

景信山~陣馬山縦走#1から読む

景信山~陣馬山縦走には続きがあるのだ。遠足は家に着くまでが遠足というのなら、この話しを入れなくてはならない。実は新宿で飲もうという話しだったのだが巨悪のI氏が「池袋に面白い中華料理の店がある」というのだ。しかも、値段は比較的リーズナブルだという。そこの火鍋が美味いらしいのだ。すぐさま我々は山手線に乗り換えて池袋に向かう。僕のザックは米国はグレゴリー社のもので45Lもある。車内はギューギューで結構ザックがジャマだった。山では羨望の眼差しで見られるザックのロールスロイス「グレゴリー」も新宿では無用の長物だ。都会ってのは本当にギスギスしてるね。

池袋の北口に降り立ち、繁華街に入ってすぐの所に、その中華料理屋はあった。

$BOOGIEなイーブニング!

真っ暗で不気味な入口だ。地下1階にあるので階段で降りていった。店に入ると意外に広々としていた。客はガチで中国人ばっかり。店内のモニターも中国ドラマが字幕もなく流れていた。そう、池袋チャイナタウンの人向けの店なのだ。ザックを店内の隅に置かしてもらい、カンフー映画に出てきそうな丸いテーブルに座ると、中国の女の子が注文を取りにきた。

かわいい。
誰かに似ている。

まぁ、いい。そんなことよりビールだビール。我々は青島ビールを頼んだ。青島ビールはビンのまま出てきたので、山賊の酒盛りのようにビンで乾杯した。

$BOOGIEなイーブニング!

一口飲んだ瞬間に疲れがどっときた。注文を常連の巨悪のI氏にお願いした。麻婆豆腐は美味かった。なんか麺の上に乗っけて食べるのだ。正直、陳健一の四川飯店より美味いと思う。あれを濃くした感じだ。

$BOOGIEなイーブニング!

ハチノスも頼んだがこれは人気が無かった。あと僕は空芯菜を頼んだ。やっぱり空芯菜はどこの中華料理屋でもハズシ無しなのだ。

その後はいよいよメインの火鍋を頼んだ。

$BOOGIEなイーブニング!

2層構造だった。
右は普通の鶏白湯、左は激辛のスープだ。

左の激辛は悪魔のようなビジュアル、そして鬼のように辛かった。結構、辛いのがイケる僕でもちょっと凄かった。バカだから鷹の爪をかじってみたのだ。ヤバい。かじった後は他の食べ物や飲み物全てが痛く感じるほどの辛さだった。でも、もちろん美味いのだ。

痛い。

でも、美味い。

痛い。

でも、美味い。

これを何度も繰り返した。

最後にラーメンを鶏白湯の方にぶち込んで、激辛の方にも少しだけぶち込んだ。いや、激辛にはそっと麺をスープに潜り込ませた。


ラーメンになってもやっぱり激辛だった。

注文を取りにきたチャイナガールが誰に似てるか思い出したので「大島優子に似てるね!」と言うと、「ワタシハ前田敦子ニニテル言ワレル」と返された。


いや、絶対に大島優子だって。
つーか、その2人は全然顔が違うだろ!


さて、みんな眠くなったのでお開きに。池袋から、また、大荷物を背負って津田沼へ帰った。


やっぱり駅の階段の下りは膝に激痛が走っていた。青島の麻酔薬は効かないのだ。








Viewing all articles
Browse latest Browse all 803

Trending Articles