昼食を摂り、空腹を満たした。
帰りは芝川、新芝川沿いに進み、荒川を目指す。そんな時だった。2番手を走っていたアンジェリーナ隊員に悲劇が起こった。ほんの少しの段差にタイヤを取られて転倒してしまったのだ。自分の肘で強く胸を強打したようだ。骨にヒビが入っているかもしれない。なにせ笑わせると痛むらしいのだ。
僕はアンジェリーナに
そっと耳元で
僕はアンジェリーナに
そっと耳元で
こうアドバイスした。
アンジェリーナさん、
これから1カ月間は
面白い人に近づかないで
くださいねw
アンジェリーナは悶絶しながら笑っていた。
芝川、新芝川は安定した遊歩道だった。
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時折り道路を跨ぐための陸橋を幾つか越えなくてはならないのだが、アンジェリーナはそのちょっとした坂すらお嫌いのようでギアも操作せず、すぐに降りて押して登った。
目の前に荒川が見えてきた。さすがに一級河川の迫力である。土手の存在感が半端ない。そして、僕は荒川CRに乗るのは初めてある。江戸川CRと比べるとローディーがゆったりとしていて、とても気持ちのいいコースだ。
荒川CRに乗ってすぐに、都市農業公園にある「みはらし茶屋」で休憩した。
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ここでみんなはアイスコーヒー、僕は熱い珈琲をいただいた。なかなか濃くて美味しかった。
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実はここで解散なのである。
全員無事?にゴール出来たわけだが、走行距離に開きがありすぎるなww
とりあえず、埼玉組とお別れして世田谷組の谷キャプテンと2人、綾瀬駅までサイクリングした。陽も傾きかけてきた荒川は、ドラマティックな景色を土手の上から見せてくれた。
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朝から雨に打たれたが、
本当に良く晴れた。
向かい風が強く、誰もいないCRを黙々と走る。左膝はすでに限界ヨロシク。腰は重く、サドルからプリティヒップを動かす度に痛い。
左膝をかばうために右脚で漕ぐため、かなりカッコ悪い乗り方だ。
なんとか綾瀬駅に到着して、谷キャプテンを見送る。これからが本当の意味での帰路である。19時までに帰らないとシャワーを浴びれずにスタジオに向かうことになる。
それだけは、なんとしても避けたい。
しかし、遅刻も出来ない。
バンド練習というのは、お互いが時間を共有しあって成り立っている。僕がシャワーを浴びて15分遅刻してしまえば、メンバーの大事な時間を15分奪ってしまうことになるのだ。
ここからは、時間を見ながらのサイクリングになる。亀有を16時30分ごろ通過した。いいタイムだが、行きに1時間45分かかっている。これから暗くなってくるし、体力も消耗しているので朝のようなペースで走れないだろう。
17時05分。江戸川に差し掛かった。この橋を超えればいよいよ千葉県である。
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バンドのメンバーもスタジオに間に合うか不安そうに経過を見守る中、僕の脳内にはサライが流れ始めた。
さくら~ふぶきの~♪
サライの空へ~♪
帰りは出身高校の前を通り、凱旋帰国である。
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しかし、そっからいつも椎名君と下校していたあの道が分からない!近くに東松戸駅が出来て周辺の景色が激変したのである。
なんとか道を見つけ、八柱霊園の前を通り、新しい社屋のマブチモーターの前も通過した。椎名君がゴルフクラブをガソリンで磨くアルバイトをしていて気を失った、あのマルマン工場は無くなっていた。
悪路の鎌ヶ谷市を通り抜けて船橋市に入り、駅前のコンビニでビールを買い、18時45分とうとう家に到着した。
さくら~ふぶきの~♪
サライの空へ~♪
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走行距離:122.5km
走行時間:10時間
アンジェリーナさん、
これから1カ月間は
面白い人に近づかないで
くださいねw
アンジェリーナは悶絶しながら笑っていた。
芝川、新芝川は安定した遊歩道だった。


時折り道路を跨ぐための陸橋を幾つか越えなくてはならないのだが、アンジェリーナはそのちょっとした坂すらお嫌いのようでギアも操作せず、すぐに降りて押して登った。
目の前に荒川が見えてきた。さすがに一級河川の迫力である。土手の存在感が半端ない。そして、僕は荒川CRに乗るのは初めてある。江戸川CRと比べるとローディーがゆったりとしていて、とても気持ちのいいコースだ。
荒川CRに乗ってすぐに、都市農業公園にある「みはらし茶屋」で休憩した。

ここでみんなはアイスコーヒー、僕は熱い珈琲をいただいた。なかなか濃くて美味しかった。

実はここで解散なのである。
全員無事?にゴール出来たわけだが、走行距離に開きがありすぎるなww
とりあえず、埼玉組とお別れして世田谷組の谷キャプテンと2人、綾瀬駅までサイクリングした。陽も傾きかけてきた荒川は、ドラマティックな景色を土手の上から見せてくれた。

朝から雨に打たれたが、
本当に良く晴れた。
向かい風が強く、誰もいないCRを黙々と走る。左膝はすでに限界ヨロシク。腰は重く、サドルからプリティヒップを動かす度に痛い。
左膝をかばうために右脚で漕ぐため、かなりカッコ悪い乗り方だ。
なんとか綾瀬駅に到着して、谷キャプテンを見送る。これからが本当の意味での帰路である。19時までに帰らないとシャワーを浴びれずにスタジオに向かうことになる。
それだけは、なんとしても避けたい。
しかし、遅刻も出来ない。
バンド練習というのは、お互いが時間を共有しあって成り立っている。僕がシャワーを浴びて15分遅刻してしまえば、メンバーの大事な時間を15分奪ってしまうことになるのだ。
ここからは、時間を見ながらのサイクリングになる。亀有を16時30分ごろ通過した。いいタイムだが、行きに1時間45分かかっている。これから暗くなってくるし、体力も消耗しているので朝のようなペースで走れないだろう。
17時05分。江戸川に差し掛かった。この橋を超えればいよいよ千葉県である。

バンドのメンバーもスタジオに間に合うか不安そうに経過を見守る中、僕の脳内にはサライが流れ始めた。
さくら~ふぶきの~♪
サライの空へ~♪
帰りは出身高校の前を通り、凱旋帰国である。

しかし、そっからいつも椎名君と下校していたあの道が分からない!近くに東松戸駅が出来て周辺の景色が激変したのである。
なんとか道を見つけ、八柱霊園の前を通り、新しい社屋のマブチモーターの前も通過した。椎名君がゴルフクラブをガソリンで磨くアルバイトをしていて気を失った、あのマルマン工場は無くなっていた。
悪路の鎌ヶ谷市を通り抜けて船橋市に入り、駅前のコンビニでビールを買い、18時45分とうとう家に到着した。
さくら~ふぶきの~♪
サライの空へ~♪

走行距離:122.5km
走行時間:10時間