土曜日に高尾山に行く。
今回は多少の雨なら決行のようだ。この「多少の雨」ってのが、意気込みを感じる。何せ4人のメンバーの内の2人はこの夏に槍ヶ岳にトライするのだ。
槍ですよ、槍。
槍に行くぐらいなんだから、高尾山なんて雨でも行くでしょうと云う訳だ。しかし、今回はビギナーも参加する。前回、高尾山に行った時にその自然に感銘を受けたY氏である。Y氏は今回高尾山のために靴を買うという。登山にとっての「靴」とはかなり重要なギアである。いや、全てと言っても過言では無い。モンハンなら回復薬グレートだ。そんな重要なアイテムを買いに行くので、昨日昼間に付き合った。校了でピリピリしている真っ最中である。タイムリミットはランチタイムの1時間。それ以上経つと携帯にお客様から連絡が殺到するだろう。
銀座の好日山荘という山道具専門店に買いに出かけた。地下1階の店内で物色しながらY氏を待つ。10分ほど遅れてY氏は現れた。一緒にさらに下の階の登山靴売り場に向かう。売場はレディース、メンズのトレッキングとトレイルランニングに分かれていた。要するに、ハイカットかローカットかだ。
ハイカットはトレッキング。山道を長時間歩くために作られている。防水も完璧だ。
ローカットはトレイルランニング。これは最近若者の間で流行っていて、山道を走るのだ。当然、これから登山をやるならハイカットの靴を買わなくてはならないが、Y氏はローカットのトレイルランニング用シューズを熱い眼差しで見ている。
そう、Y氏は後々にはトレイルランがしたいのである。
山に登ったことのない男が
トレイルランとな!
喉元まで出かかったがグッと堪えた。どんな靴買って、どんな山登りをしたいかは本人の自由だ。しかし、僕は他のメンバーからトレッキングシューズを買わせるように釘を刺されて同伴しているのだ。
メンバー曰く「彼はいきなりトレイルラン用の靴を買おうとしているので、なるべくトレッキング用のを買わせるようにアドバイスしてくださいね。」
ローカットとハイカットの違いは大きい。足場の悪い自然道を歩くには踵がホールドされているほうが安全だ。そして、トレイルラン用は靴底が柔らかいので長時間歩くと疲れてしまう。そんな、親心もあってメンバーはトレッキングシューズを促しているのだ。
なので、僕はY氏にトレイルランメーカーのテッペンであるモントレイルが出している軽トレッキングシューズ「バッドロックミッドアウトドライ」を提案した。彼はギリギリまで悩むも決断しきれない。やっぱり完全なトレイルランシューズ「ログレーサー」にしたいのだ。
▼Montrail(モントレイル)
バッドロックミッドアウトドライ
▼Montrail (モントレイル)
ログレーサー
店員さんを呼んで相談した。
すると店員さんは後々にトレイルランをやるなら断然ログレーサーだという。なぜなら、バッドロックでトレイルランはできないが、ログレーサーならトレイルランから軽ハイキングまでは可能だというのだ。店員さんの後押しを受けてY氏は俄然ログレーサーになった。こうなると本人が選ぶのでしょうがない。僕は渋々承諾した。
4000円のソールも店員さんに進められるがままに買ったがレジでキャンセルした。
さて、いよいよ高尾でY氏はMontrail 初見参である。ちなみにこのモントレイルはかなり奇抜なデザインのため、ガチで山ボーイ装備をしないと浮いてしまう。ランドネでも読んでくれているといいのだが。
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