自慢☆毛の飲み会

錦糸町に来た。

自慢☆毛の飲み会に呼ばれたからだ。

（自慢☆毛とは、変態ミクスチャーバンドである。）

30分ほど早く着いたのだが、アテもなくヨドバシなんかをぶらぶらしてから集合場所に向かった。

錦糸町駅の改札に来ると程なくギターの肉丸氏が来た。今日はドラム、ヨッシー言い出しっぺの「久しぶりにちばチャンの唐揚げ食いませんか？」企画らしい。



ちばチャンというと舟盛りのイメージしかなく、大量に盛った唐揚げと焼きそばを前にひたすら食いまくった記憶しかない。大バカ盛りという規格外のサイズがメンバー全員をトラウマにしていたのだ。

▼唐揚げ（大バカ盛り）



あの大食いで有名な
自慢☆毛メンバーが
トラウマになるレベルww


そして、ベースの死匠が来て、ディーバ、サチコも来た。ヨッシーは仕事で遅れるらしいので4人で先にちばチャンに向かうことにした。

席に着いて生ビールを頼む。サッポロ黒ラベルってのは嬉しいね。全員忘れていたのだが、つきだしが茹でたもやしに挽肉の餡掛けが乗ったのが出てきた。




これが、めちゃ美味い。


腹が減っていたので尚更だ。雑居ビルの2階と3階がちばチャンなのだが、我々のいる3階は店員さんが2人しかいない。だから全然注文が来ない。早めのオーダーでこれを回避しようとするが話しに夢中になるとそんなこと忘れてしまうのは修行が足りない証拠である。

ドラムのヨッシーも合流して、いよいよ本格的に会は始まった。まずは今年のライブをどうするかである。なんかメンバー全員が僕に面倒くさいことを押し付けているような気がする。

僕はメンバーでは無いのだ。

自慢☆毛ファンクラブの「子自慢☆毛CLUB」会員ナンバー2番なだけである。ちなみに1番は事情により永久欠番だ。しかし、そんなライブの真面目な話しも数秒と持たなかった。

我々の後ろのグループが唐揚げの大バカ盛りを頼んで案の定死にそうな顔をしている。さっきからビタイチ減ってない唐揚げとの格闘を我々は若かりし自分達を見るように優しく応援した。

そんな中、タバコのアンケートのお姉さまが2人セクシーな衣装で現れた。突然の訪問に我々は色めき立った。さっそく肉丸氏が「ケツ～！ケツ～！」と奇声を上げた。

僕は万全な体制でアンケートを受けようと先におしっこしに走った。戻って来るとすでに我々のテーブルのアンケートが始まっていた。計算外だった。

確かにいいおケツだ。

つい、うっとりと見とれてしまう。



結局、引き止めようとしたが我々の話術が未熟なので、すーっと店の外に出てしまった。お姉さまは26歳であることは聞き出した。そしてもう一人のお姉さまが来た時に、我々は持ってるタバコを隠してもう一度アンケートさせてもらおうと企んだ。しかし、ヒゲづらのマネージャーに夢のダブルアンケートを制止されて未然に防がれた。

しゅーんとする自慢☆毛メンバー。

宴は尚も続き、杯を重ねに重ねた。

▼普通の唐揚げ


▼焼きそば（桜えび抜きヨッシーカスタム）




最後は何故だか全員でディーヴァサチコに映画「刑事物語」を勧めていた。