リッケンベースを買った。
もう2回もしれーっとこのベースでライブをしているが、そろそろこちらに書かなくてはなるまい。
買おうと思ったきっかけは、4本の愛機のうちの1本、G&Lの不調からだった。
レコーディングでの出番は1曲ポッキリ、出音のデカさが魅力であったので、ライブ用と割り切って使った新宿ゴールデンエッグでまさかのトラブル。
これはハコのアンプのせいだとは思いながらもG&Lへの信頼感が薄れていった。
そんな時にトム・ペティの新?バンド、MUDCRUTCHでトムがRickenbackerの4003ファイヤーグロを弾いているPVを観てしまったのだ。
やっぱり見栄えがいいベースにする。
元々2002年に、俺はこのベースを使っていたのだ。3年ほど使用していたが、手元のベースを全部ショートスケールにするために処分してしまった。あ、この頃にジェリーさんと初めて会ったんだったな。
▼証拠写真な。
弾きやすいかったし、その外見とは程遠いモダーンなサウンドが魅力的だったのだ。
そう思ったら我々は何を見るか?
デジマートだよな。
毎日毎日、雨の日も風の日もひたすらに布団の中からデジマートを検索しつづけた。そう、ジオン軍偵察機ルッグンのように。
しかし、2002年にも持っていたので同じモデルは負けた気がする。なので、Rickenbacker 4003ではなく、Rickenbacker 4001もしくは、Rickenbacker 4003sに狙いをつけて哨戒していた。
ようするにポジションマークを三角形のインレイからドットポジションに変えたいだけなのだ。
早速、アッザムのアッザム・リーダーよろしく俺の罠にすぐさま引っかかった。こんな時ばっかり自分の引きの強さには閉口してしまう。
Rickenbacker4003sファイヤーグロだ。もちろん中古。お店に速攻行ってみるとブツまだあった。店長曰く前オーナーが4カ月使用して飽きて売りにだしたそうな。そのオーナーはリッケンマニアで何本も所有しているらしい。
早速試奏させてもらうとネックが幾分か太いようだ。しかし、特にプレイやビリティに問題ないので購入を決めた。G&Lを下取りに出すととんでもなく高額で買い取ってくれるという。
これで重いハードケースをおっちらせ、おっちらせと担いで自宅に戻った。
そして、ベース弦編へと続く。