ベロベロベローチェにいる。
銀座1丁目店だ。
会社の資金繰りがショートしたらしい。
営業が仕事も取らずに朝からFacebookやって、BMWのレビューをYouTubeで見て、ガマガエルみたいに一日中デスクに座ってりゃ、そりゃショートもするがな。
営業ってのは、
会社に居ちゃダメなんよ。
ついでに味噌ラーメン先輩は、いつも新社長にへらへらと媚を売っているから、強引に給料0円にされていたwww
ぷふっww
間抜けな抜け作ww
わしゃ、やっと先々月分のさらに半分を貰える状況。そんな言い訳100連発は聞きたくもないので、エクソダスしてきた。
ま、そんで、ベロベロベローチェで読書という訳だ。
僕は人から本を借りるのが好きだ。自分じゃ絶対買わないような本が手に入るからである。自分なら時代小説とか普通に手を出してしまうだろう。例えば、この某スミタ氏から借りパクしている宮部みゆき著「小暮写真館」もそうだ。まず、女性作家には絶対に手を出さない。
おい!
新谷かおるは、
おっさんだぞ‼︎
あ、以前も山本文緒著「恋愛中毒」という女性作家の小説をJ氏から借りたことがあるが、これは強烈に記憶に残る、ラストにゾゾゾとくる話しだった。
そんで、宮部みゆきはどうかというと、割りと淡々としてる。「模倣犯」が有名であるが、あまり無駄な情景描写わなどに行を使わない合理的な文体なのね。高校生の主人公が小難しい言葉遣いだったり、いまいちリアリティに欠けるが、「風子」という絶対的泣かせキャラがいて、そいつを散らばして、しばしば僕の屈強な涙腺を超大型巨人のように破壊していくのだ。
さて、問題は「宮部みゆき」という作家を人に商会する時に、僕はこの「小暮写真館」をチョイスするだろうか。
やっぱり無難に
「模倣犯」だよな。
その辺の微妙な価値観の違いもあいまって、人から本を借りるというのは、まことに面白い行為なのだ。読書好きな人に「オススメの本を貸してください」って言ってみな。飛び上がって喜んで貸してくれっから。その代わり、必ずちゃんと読んで、お礼代わりに肯定的な感想を述べること。
ちなみに僕がスミタ氏に貸した本は、村上春樹著「遠い太鼓」とジャック・ケルアック著「路上」だ。
かっこいいべ?
ジャック・ケルアックの「路上」はカッコつけて買ったはいいが、まだ読んでもいないことに貸す間際になって気がついた。
読んでもいない本を人に貸す。
これも、ハッチらしさが
出てるよなww