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Channel: BOOGIEなイーブニング!
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エディパンとしゃぶりなのライブ@取手ダンデライオンカフェ【前編】

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土曜日はEDDIE PUMPKIN'S HIGHとしゃぶりなベイビーズのライブだった。

取手ダンデライオンにお越しの皆さま、遠い中、本当にありがとうございました。

まさか、茨城県でライブをやるとは思っておりませんでしたので、本当に皆さまが来てくださった時は、感動でハッチ涙が止まりませんでした。やがて、その涙は川になり、その川は利根川と呼ばれるようになりました。

お帰りの時は、大きな川があったと思います。あれはハッチの涙でございます。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

八王子から本当にすみません。
DearLiesが高尾山の城山茶屋でライブ演るってなっても、オレ絶対行きますから。
まぁnagaQさんがドラム担いで登れるかどうかですが…。

ディアライズ DEAR LIES
↓↓↓
http://youtu.be/SSvJyv0jcVw

(:.;゚;Д;゚;.:)

そして、パッチンペンコブ!と訳のわからないまま、取手ダンデライオンに念を送ってくださった皆さま。念はビシビシと届いておりました。

でも、次回は来てね。





葉駅まで向かう。

EDDIE PUMPKIN'S HIGHのスミタ氏と待ち合わせ、取手に向かうためだ。

メタくそ早く待ち合わせた。取手という未開の地がいったいどこにあり、どの位時間がかかるか分からなかったし、早目に行って取手で旅情を味わいながら茶をしばくというのも、なかなか贅沢な時間の使い方ではないか。

千葉駅でスミタ氏と会い、駐車場まで歩いた。その道すがらデモ行進に何度も出くわした。



信号を守り警官を従えながら労働者の権利を守ろうとするあまり大渋滞を起こし、僕ら労働者の大切な休暇の邪魔もするってか。栄町のソープランドを邪念を捨てて横切り、駐車場にたどり着いた。さて、ここからスミタ氏と未開の地、取手への2時間ちょっとのロードムービーが始まる。

BGMはdj sumitaがセレクトする60年代モッズ、Zoot Moneyだ。こいつがご機嫌なナンバーを繰り出すもんだからついついノリノリになってしまった。

ますばルート16に出る。意外と混んでいる。

いや、ゲロ混みだ。
こりゃ、ロードムービーなんて気取ってる場合じゃねーな。途中のバイパスではお馴染みのアレをやらせてもらった。

そう。



人間iPhoneフォルダーだ。
(iPhone6専用)








オレは宇宙海賊。
銀河パトロールと海賊ギルドに追われるお尋ね者さ。

オレの名はハッチ。

銀河系でただ一人、右手にアイフォンホルダーを持つ男。




あ、話しはえんどうのフォーク並みにそれた。

そんで、八千代市辺りになると急にクルマが空いてきた。ほれ成田街道過ぎた辺りよ。そったらさ、またスミタ氏がお腹を空かせたヒヨドリみたいにヒーヨヒーヨと鳴くワケよ。もうクルマは船橋市辺りに差し掛かってるのね。ほんじゃ、まぁと脳内ラーメンデータバンクがここから取手からまでの道すがらにあるもっとも美味しいラーメン屋を検索するのね。



ビュイ~ン、ビュイ~ンってな。



と、ここまで書いてさ、これライブのレポだよな?千葉駅から出て、まだ1時間しか経ってないのに、この文字数じゃん?家に着いたのが翌日の2時だから、こりゃ編集の土下座の繰り返しでムリクリ続けてるONE☆PICEみたいにトンデモナイボリュームになっぞ。

ま、いっか。

そんで、ビュイ~ン、ビュイ~ンってラーメンコンピュータが弾き出した店は?



てらっちょ!



そう、あのヤクザとのゴタゴタで今は亡き環七の行列店「土佐っ子ラーメン」をルーツに持つ背脂ギトギトチャッチャ系人気店だ。

久しぶりに来店する。2年振りだろうか。
そんで手賀沼を渡り、我孫子に入り、その玄関口に「てらっちょ」はある。あんなに行列店なのに駐車スペースは、いきなり狭くなってるし、店も大分チェーン店っぽくなっている。



あの名物「ハイリマッス!」でおなじみのジャッキーさんはまだ居るのだろうか。
そして空手王佐竹に似た店長のハッスルハッスル湯切りは健在だろうか。

▼ジャッキーさん(HPより無断で転載)




居なかった。



メニューも変わり太麺とかがセレクト出来るようになってた。

そんで隣りのテーブルには7人グループの地元ローカルのマイルドヤンキー達がアレを頼むだのコレをトッピングだのワイワイうるさい。しかし、我々こそが我孫子異邦人なのでここはグっと堪えていた。


着丼!





店の雰囲気は変われど、そこはやっぱり「てらっちょ」だった。

あの底に溜まった濃ゆい醤油味のタレ。そしてギタギタスープ。香ばしい麺。絶妙な薬味のネギ感。すべてが「てらっちょ」のままだった。

腹をなでなでしながらクルマに戻る。さっきまでヒーヨヒーヨと鳴いていたスミタ氏もご満悦だ。完全に「てらっちょ」の虜になっていた。虜になったスミタ氏はライブの帰りに爆弾発言するのだが、それは後で話そう。

我孫子といったらもう茨城との県境なのでそっから取手駅にはすぐに着いた。正確な位置をナビで確認しようとすると目の前が取手ダンデライオンカフェであった。



着車!



店長さんがオープンまで時間がかなりあるというので、クルマを停めて駅前で茶をしばこうとなった。

さて、せっかく取手まで来たのだから、ボックスヒルに行かなくてはということで、取手唯一のオシャレスポット。松居直美御用達のボックスヒルに向う。地上3階にある入口から、1階の珈琲館まで降りて行った。

ふー、やっと珈琲をしばけた。

安心したのか、落ち着いたのか、しっこがしたくなってきた。



これがホントのしっこー猶予なんつってな。



田舎の純朴そうな店員の娘っ子にトイレの場所を訊いたら、3階にしかないと言う。さっき3階から降りてきたばっかりなのに、もう一度3階に戻って用を足す。



途中のエスカレーターで危なくチビりそうになったわw



茶をゆっくりとしばいてたら、あっという間に開演時間が近づいてた。観に来てくれたEDEN HALLってバンドのディーヴァKANAさんが教えてくれた!

あわてて取手ダンデライオンに戻ると、口が真っ黒い人がこっちに近づいてきた。ふと身構える…

いやいや。



モアイさんがコンビニのおにぎりを頬張りながら応援しに来てくださったのだ。



メシの時間も抜いて、ガンダムを整備中のアムロのサンドウィッチばりにパクりながら駆けつけてくれたのだ。

機材を運び込み、しばらくしてザ☆カブロロンズさんの演奏が始まった。



どエラいカッケえ。



お客さんも階段までビッシリ。支度もあるし、僕ら演者より是非ともこのカッコよさを一人でも多くのお客さんに観てもらいたいと思い、上のバーカウンターに戻った。

ほんとだよ!

楽屋が無いから少しづつ少しづつ着替えていきました。

あ、あとガワラ君が一人でセブン-イレブンも行けないっていうから、スミタ氏と3人で“連れコンビニ”行った。人妻エロ本に手をかけようとしたときに急にポンポンが痛くなってトイレに駆け込んださ。



2人には人の排便をただただ待つという退廃的な行為をさせちゃったね。



ハコに戻ったら、シマちゃん、ダーワーも少し遅れて到着していた。

Lilly & The Love Juiceさんがコレまた入れないぐらいの盛り上がり。
いよいよかな。時間は30分も押してる。



で、僕らの前のZERO☆ONEさんがこれまた凄い盛り上がりなのよ。「ウッドベースの人は元プロミュージシャンだよ!」とか。そんなビタイチいらないプレッシャーをポロリと呟いてトラヴォルタ69氏は去って行った。



プロミュージシャンの後に2ステージで1時間も弾くってどんなバツゲームだよww



そして30分押しでエディー・パンプキンズ・ハイの出番がやってきた。場の空気を察知して、メンバー全員が同時にセットリストの変更を確信した。



ヤバい。



ブラックバードだとヤバい。

この曲はスローテンポのナンバーなのだ。ゆるーいハコのゆるーい企画だと思って完全にナメてましたさーせん。こいつを1発目にやったら、せっかくの熱い会場の空気が完全にしゅーんとしてしまう。なので代わりにインストを入れてキラキラスーサイドという流れにした。スミタ氏の鬼のアイデアで階段までハケてから、いつものSEで入場する事が出来た。



Photo By KANAさん@EDEN HALL

楽しかった。


音は爆音であんまし聴こえなかった。


でも最高に楽しかった。


取手ダンデライオンカフェ。


いいハコだ。


呼んでくれたトラさんありがとう。


共演してくれたみなさんありがとう。


スタッフのみなさんありがとう。


観に来てくれたみなさん本当にありがとう。


最後にバイバイという曲をやって終わった。


僕を残してみんなステージから降りた。


そう、次はしゃぶりなベイビーズのサポートステージが待っていた。


つづく


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