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第ニ回 オカンアート展

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先日、実家に帰った時にトイレ周りにあるオカンアートを激写してみた。これはうちのオカンが作った作品ではない。全ていただきものである。だから正式には「第ニ回 我が家に飾ってある近所の人のオカンアート展 in 船橋」である。

オカンにバレずに写真を撮るのが難しいので、オカンが大正琴教室に行ってる隙を見て家に進入し、激写した。

キュレーターはわたくしハッチが行おう。
では、目くるめく前衛芸術アバンギャルドなオカンアートの世界へ。


作品ナンバー3番「毛糸のドアノブカバー」

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最初に見たときはコースターだと思い、直ぐに持って帰ろうとした。なにせ家で作る酎ハイはグラスが雫でびしゃびしゃになるので、こういう布のコースターだと丁度いい塩梅だと思ったのだ。しかし、そうはイカのキャンダイチ君。オカンアートはじっちゃんの名にかけて、役にたつようなものは皆無なのだ。
手にとってみると厚みがあり、決してコースターのようなペラさではない。

これは、ドアノブカバーだ。ウチのオカンでも手にあまる代物。だから押入れにひっそりと保管されていた。これをドアノブに被せると、途端にドアが滑りだし、空回りしてしまうのは、作ったアーティストでも容易に考えられるはず。
では、なぜ作ったか。

オカンアートだからだ。

配色も実に素晴らしい。周りのショッキングピンクが本当にショッキングである。この毛糸は多分余りの素材を使って作ったには違いないのだが、逆に言うとこのスーパーカー消しゴムみたいな色をした、ショッキングピンクの毛糸を使ったセーターを着ている人が実在することになるではないか。

危険すぎる色合いだ。

目がチカチカする。

さて、家の便所のドアノブに装着してみよう
。グリップ感は皆無だが、あの金属の冷たい感触が無くなり、ドアノブを回すたびにほっこりとした気分になる。

素晴らしい作品である。



作品ナンバー4番「花の巾着袋」

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巾着袋である。

しかし、ただの巾着袋ではない。よーく見て欲しい。10枚の布を使って作られている。丁寧に花の部分は水玉模様の布と星の模様の2枚で重ねられている。 

チューリップに見えるだろうか。

いや、よく見たまえ。緑の部分を竹に見立てるとかぐや姫の誕生シーンにも見えてこないだろうか。受け手による感性でいくらでも創造できるようなデザインになっている。これは、ロシア・アバンギャルドのシュプレマティスムの影響だろう。

素晴らしい作品である。

NIKON 1 V1買ったった

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しいデジカメを買った。
とは言え2011年のカメラを今更だ。
デジカメだと4年も前だとかなり安くなる。画素数などは十分に足りているので、あたしは古くていいのである。

なぜ、このNIKON 1 V1がいいのかというと、クラシカルなデザインとファインダーである。SONYのNEX-5にエルマーを付けて遊んでいたのだが、背面の液晶画面だけだとピーカンの時に撮れない場合がある。液晶に日差しが当たると見えないのだ。
▼SONY NEX-5にエルマー50mm


NEX-5より後発のV1はそれをファインダーをつけることで解消してあるし、それに我が家は親父の代からニコンユーザーである。

まぁ、でも、あたしは一時期Nikonから浮気して、それこそキチガイみたいにLEICAを買いあさってたね。

▼ハッチのライカ天国(地獄)時代


でも、親父はずーっとNikon F2を愛用していたし、僕はNikon FMにAi-改レンズを付けて遊んでいた。やっぱりNikon党なのである。それにこの1シリーズ、結構、レンズのラインナップも増えて楽しそうである。

ヤフオクで現在の相場をインプットした後、まずは中野のフジヤカメラに向かった。

東京ではかなり安い店だ。昔なら高輪にマックカメラという激安店があったが、潰れたのだろうか。イケメンでシードウェラーを嵌めていた岩崎さんも今ではどうしているだろうか。

クラカメブームの衰退とデジカメ化の波に流されて中古カメラ屋は激減した。

さて、黄色い電車に乗って、中野駅に着いてすぐにフジヤに直行する。ウナギ臭いのがこの店の特徴だった。単純に目の前にウナギ屋があるから。で、あたしのお目当てのNIKON 1 V1は1個も無かった。正確に言うと「白ボディ」はあったがカメラで白なんてガンダムじゃないんだから、分かるだろうララァ。

なので新宿に向かう。

マップカメラにはV1は数台あった。1万~1.6万円が相場だ。親切なお姉さん店員にアレコレ見せてもらって、無難に1.4万円のを買った。

▼オレのモノになる前ね


ワキ汗を大量にかいた。

レンズはいいのが無かったので、ボディだけ買って店を出る。レンズの方はってーと中古も新品も相場はあまり変わらないので、新品を買うことにしたのだ。

なんかボディ買って、レンズが無いと寂しいな。

ただの黒い塊でしかないのよ。


新宿の喫茶店でレンズのカタログを物色していたら、安いレンズがニコンのラインナップとしては少ないことが分かった。

あわよくば標準ズームと単焦点広角レンズで攻めてやろうと思ったんだけど、最終的にはNikon 1 NIKKOR 11-27.5というレンズに目星を付け、ヨドバシに向かう。しかし、このレンズに気に入らないことが1点あったのだ。

なんかさ、アルミのブラック部分がブラックじゃないのよ。そういう仕様なんだろうけど、若干紫色っぽい黒色なのよ。これさ、黒いボディーに付けると違和感半端ないのね。だから、とりあえず何も買わないで家に帰ったさ。俺も大人になったもんよ。昔なら意地でも買って帰ってきてたね。

でも、夜寝ながら考えてさ、やっぱ明日買おうって決めたのよ。

こういうさ、寝ながら買いたいレンズのこと考えれるなんて何年振りかな。うれしくなるよね。

で、翌日。

浦和に用事があってね。ついでに朝一で誰もいないさいたま新都心のヨドバシでレンズNIKKOR 11-27.5とフィルターと予備バッテリーを買ったよ。

▼レンズの色が難点


あ、そうそう。ここの女性店員の商品知識がハンパなくてね、ニコンのベスト着てるオッサンがじーちゃんに捕食されてて、捕まらないから、期待しないで女性店員に質問したんだけど、ビックリしたね。もう、型番とかバシバシ出てくる出てくる感じ。京急の全駅言える小学生みたいな。昨日の新宿ヨドのオヤジ店員の対応とは全然違う。Ai-改は付かないハズなのにイージーに「付きますよー」なんて無責任なこと言ってたもんな、あのオヤジ店員。

まぁ、いいや。

さて、やっとボディとレンズが合体できて、一安心。でもさ、これで完成型ではないんだな。そう、恒例のカメラのお洋服を着させてあげないとV1ちゃんが寒くなっちゃいまちゅからねー。

と、勝手に思い込み、ヤフオクを覗いてみた。

まぁ、革ケースだ。

さすがに4年前のカメラなのでオプションパーツの出品は少ないのだが、革の純正ケースとグリップがセットで1900円であったのよ。3500円が即決価格。なので、3499円で一応トップの入札者になったね。

しばーらく忘れて3日間過ごしてたら、落札されちゃってた。3500円で。最初の即決価格じゃんか。

で、もうそんなラッキーアイテムは無いから他の探してグリップだけ落札したね。安かったよ。だから今回はV1ちゃんにお洋服は着せないの。もう、Nikon だからね。傷だらけになってもそれが味だろって。

あとフード。

このフードが秀逸だったね。こいつをハメると黒じゃないレンズの色もあまり気にならなくなるっていうね。



Nikon FMに付いてたストラップを外して付けてたね。

で、その後、ドレステリアが10年くらい前に出してたストラップを探してたのよ。ナメ革のストラップを持っててね。ライカに付けてたんだけど、人にあげちゃった。そんときはまさかもう二度と戻らないと思わなかったからね。G-Shockのスティングモデルと一緒にな。

黒いヤツがたまたまヤフオクで出てきてね。パットは欠品してるようだけど、1000円なんでとりあえず落札したね。



最後に落札したグリップが個人出品者だったから、ちまちまと届いてさ、
それで完成。

▼完成形態


で、旦那芸でちょっとイジったけど、簡単に静止画モードから動画モードに切り替わっちゃうのよ。結構コリコリと動くんだわ。これスナップには向いてないね。あと、ズームレンズがボタンロックを押さないと繰り出してこなくて不便。

あのミラーレス出さねー、ミラーレス出さねー、言ってたニコンが満を持して世に出したミラーレス機がこのザマよ。

あ、でもさ、僕は写真は撮らないよ。

そんな物騒なコトはしないよー。

カメラをカフェのテーブルにそっと置いとくだけで至福なのよ。

うん、愛でるだけ。

たまに間違えてシャッターボタン押しちゃうけど。



[津田沼モリシア]NIKON 1 V1

師は語る

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ベロンベロンに酔った帰りに〆のラーメンに1人で向かった。行列店なので座れない。カウンター席の後ろにあるバータイプの腰掛けにもたれて、ふわふわとした気分で、席に案内される順番を待っていた。
なにもする事が無いので、俺より前に並んでいる野郎3人組の話しを立ち聞きする。
平行して並んでいるので、姿はあまり見えないが、どうやら師匠と呼ばれる40代後半のチャラい遊び人と、それにへつらうヤンサラ風の2人というパーティのようだ。遊び人を先頭に立たせ隊列を組むという大胆な編成だが、レベルも上げずに話しに夢中である。パチンコの機種に対する師匠のインプレッションを2人は

「へー!、なるほど!」

という調子で真剣に聞いているのだが、彼らもベロベロに酔っているせいか、相槌がいちいちわざとらしい。しかし、師匠もベロベロに酔っているのでそれに気がついていない様子。かなり、オーバーリアクションな3人パーティなので、声が大きくて目立つのだ。師匠はさらに船橋駅前のパチンコホールの立ち回り方を熱心に弟子たちに伝授している。
やがて、話しは北海道の苫小牧での「旅打ち」にまで発展する。師匠のパチンコ愛は、船橋では収まりきれず、とうとう北海道まで遠征していたのだ。網走、そして国境線ギリギリのカムチャツカ半島までパチンコで旅する師匠の生活の話しに俺も心底惚れ込んだ。

パチンコ界の間宮林蔵と呼んで、なんら差し支えないだろう。

稀代の英雄の武勇伝は、飛行船を得た勇者の如く、やがて日本、いや、地球全体レベルにまで差し掛かっている。
ちょっと、話がピーアークのCMっぽくなっているが、師がそう言い切ってらっしゃるのだ。

師曰く…


俺たちパチンカーが堂々と打てるように、東京電力もクリーンな電気を供給しないとダメなんだよ。


俺たちパチンカーが、伸び伸び打てるように日本の経済が活性化しないとダメなんだよ。


俺たちパチンカーが安心して打てるように世界中が平和にならないとダメなんだよ。


俺は人知れず号泣した。


涙を覆うハンケチは濡れ、その涙は止まることなく遂に海老川に流れ着き、やがて海老川は一級河川になるだろう。

なんて、素敵な師匠だ。

だって、「俺たちパチンカー・打つ」を「未来の子供たち・遊ぶ」に置き換えてごらん。


な?ピースフルな考えだろ。


彼が政治家になったら、どんなに素晴らしいことか!今すぐ立候補してほしい。

その日が来たら、投票所に一番乗りして、零票確認をしたのち、この清い一票を師匠に託すだろう。


並行に並んだ彼らパチンカー3人が、やっと席に案内されて、師匠の背中を拝むことができた。

つけ麺をすする師匠。

俺は夢中で師の背中を激写した。







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渋谷の写真展に行ったった

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​渋谷に向かう。

黄色い電車で鬼のような長旅だ。船橋の自宅に引きこもっている俺からすると渋谷はイスカンダル並みに遠いのよ。もしくはガンダーラ並み。それとか、ブエノスアイレス並み。

ようするにすげー遠いってことね。

だけんども、モンハンXやってたらあっつ~間に着くんじゃないかーなんて思ってやってたらさ、錦糸町駅辺りで乗り物酔いしてきたね。電車でモンハンはダメだわ。

途中で俺、ぱたりと3DSLLの蓋を閉めたかんね。

昔、二つ折りの携帯をバチンとカッコつけて勢いよく閉じてたバカいたじゃん。あんな感じ。まぁ、そういうヤツ居なくなったね。二つ折りの携帯が少なくなったからか?
でもさ、前の会社の税理士がさ、パソコンのリターンキー押す時バチーンって押すのよ。毎回毎回すんげー音すんのよ。お前はゲームセンターあらしかっつーぐらいの気迫で。

それが、嫌いでね。
税理士来ると、すーっと席を外してたね。

すーっと。

おっと、クリスタルボーイに向けて撃ったサイコガンばりに話が反れたね。

んで、両国駅辺りから、すやすやと寝こき始めたのよ。なんかさ、折り畳みシートだけの車輌で座っちゃったからさ、席数がハンパなく少ないのよ。で、目をパッチリと開けてると、ほら、座れない微妙な年寄りとかが目に入るじゃん?

そういう時は目を瞑ってやり過ごす派。

俺、そういう派。


そしたら、渋谷で待ち合わせしていた、EDDIE PUMPKIN'S HIGHのギター、世界のダーワーからメールが来たね。

モアイ像の前に着きましたっつって。

こっちはまだ千駄ヶ谷だがや。

って返したよ。

代々木駅で乗り換えて、待ち合わせ時間の18時30分ジャスティスに渋谷駅のモアイ像前に到着したね。
そんでさ、まぁ、イスカンダル並みに遠い渋谷くんだりまで、なじょして来たかだよね。←ここ重要

実はさ、EDDIE PUMPKIN'S HIGHのヴォーカルギター、スミタタケシ大先生の写真が、渋谷のBar foxy様で展示されているのよ。グループ展「12月スピンオフ展」っていうの。



ミスタースミターはこちらに写真4点を約1カ月展示させていただいてて、組み写真なのかな、半月が第1部「魔の街の人間たる一生」もう半月が第2部「快楽街の昼と夜の匂い」 だっつーのよ。んでもさ、俺っち12月は仕事でビッシビシでさ、今日の今日までビタイチ来れなかったんだけど、「行く行くー!絶対行くー!必ず行くー!何回も行くー!すぐ行くー!」なんて気軽に言っといてね、第1部を見なかったなんてね、12月14日から写真を第2部に入れ替えるっつーからさ、そりゃ、漢としてバツが悪いワケよ。三国志の張飛ならどうするかってのが俺の人生のテーマだからね。

張飛なら行くでしょ!

ってことで、向かったのさ。

ああ、命を捨てて、友のためにな。

で、池ふくろうじゃなかった、モアイ像でダーワーと待ち合わせてさ、渋谷のギター屋の平和をパトロールしてから、名店、立ち飲みの「富士屋本店」に向かったね。

日曜日なのに営業してんの?なんて思うだろ。バーカバーカ!こっちはグーグルで調べたら本日営業中ってなってたわ!
でも、店の周辺を「おっかしいなー」とかいいながらグルグルと回ってたね。


うん、シャッターが閉まってたんだ。


スプレーの落書きだらけで気がつかなかったよ。まぁさ、写真展だなんだ言ってさ、渋谷に来る目的の半分、いや、半分以上がここの酎ハイとのバトルだったからね。前回は美事に負けたし。だから、今日こそはと思ってたんだけど。

帰ろうかな。

でも踏みとどまったね。渋谷はいい居酒屋が全然無いのよ。だから、富士屋がダメってのは痛いね。まぁ、とりあえずダーワーと2人でBar foxy方面に向かいつつ、いい飲み屋があったら入るみたいな作戦よ。

ビタイチ無いね。

いや、飲み屋がよ。

挙句の果てにダーワーとラヴホテル街に入りそうになったもんね。

【業務連絡】道玄坂クリスタルはまだありました。

でさ、Bar foxy通り越して戻ってきたらさ、偶然にもBar foxyのまん前で、友人2人(ナカジと旦那さま)を従えたスミタと出くわしちゃったのよ。渋谷の街をさ、こう、ケラケラと笑いながら、さも、「我、渋谷の王なり!」みたいな顔して道を闊歩してやがんの。

どこぞのシャレオツなレストランテでメシ食ったのかしらんけどさ、腹をさすりながら楊枝をシーシーいわして、
あれ?偶然だなぁ、チミ達もフォクシーレイディに入るの?入りたいの?みたいなこと言うのよ。

こっちは渋谷で、まだ飲ませても食わせてももらってないからさ、「い、いや。こ、これからちょっと2人でメシでも食ってから伺います!あ、伺わさせていただきます!さーせん!

みたいな感じで挨拶だけしてさ、とりあえずその場からは逃げ出したね。

ああ、悔しかったさ。
チクショー!酒さえ入っていればあんなヤツ、俺の大剣リモセイバーLV1で一撃なのに!

腹減った。喉乾いた。

で、来るときに居酒屋があってさ、客が居なくてガラガラだったから入らなかった店があんのよ。そこに戻りつつ、鳥貴族かなんかで飲んでから向かいますか、みたいになったのね。

道玄坂をすーっと上がって行ったらさ、ちょっと飲助の感ってヤツかな。ふいに何かを感じとって坂をもう一筋向こうに歩きたくなったのね。

そしたらさ、あったね。

馴染みのモツ焼屋が。

新規オープンしてた。

馬力」が渋谷で勝負してたさ。

うれしくなってね、入ると「1階は満卓だから3階行って!」って言われてね、3階に行くと今度は重モビルスーツ ドムみたいなおばちゃんが、1階に行ってって言うのよ。おのれスパルタンXやってんじゃねーぞっ!てなってな、ドムに1階の店員に3階行けって言われたんですけどーつったらさ、ドムおばちゃんはいやーな顔してね、

もう渋谷だけに渋々よ、渋々。

よっぽど帰ろうかと思ってたんだけどね、同じフロアの結婚式の2次会っぽいお客さん達がさ、自分の荷物を片付けて、席を作ってくれたんで、ここで飲んでやることにしたよ。こちも、

もう渋谷だけに渋々よ、渋々。

でも、馬力ハイ飲むとそんな気分はどっか行っちゃうね。

その後飲んだ酎ハイも濃くてさ、いい塩梅に酔っ払ったね。

▼酎ハイは濃いめ


▼イカボールは美味


▼牛スジの煮込みは普通


ダーワーが塩らしく「ハッチさんとサシ飲みは初めてです♡」なんて言うからさ、アレ、あの時のバーミヤンは1回にカウントして無いのなwと思いながらもゴチしたね。いや全ゴチじゃないよ。ここは元ザ・セパレーツのジャックたん方式でさ、ダーワーに1000円だけ出させたワ。

そんで、そっからスミタが首を長ーーーくして待っているBar foxyに向かったよ。

バーの壁に色々な人の作品が飾ってあってさ、すごいよ。



ツイッターでおなじみの人とかもいてね。

いや、スミタさんの写真もさることながら、グループ展なんで、みなさんの写真をまじまじと見れたのが良かったね。

みなさんレベルが高いのよ。
ニコンサロンなんかよりよっぽどこっちの方がリアルっつーかアートだよね。



参加者全員に木村伊兵衛賞をあげたくなったわ。

せっかくのバーだからさ、ガルマはなぜ死んだのか!ごっこしたねw



で、シングルモルトウイスキー、グレンフィデックをペロペロして3人で仲良く千葉に帰ったわ。

▼鳥打帽ブラザース



【ちらりインフォメーソン】
EDDIE PUMPKIN'S HIGH ライブ情報

12/31(木) FIREBIRD COUNT DOWN 2015-2016


しゃぶりなベイビーズ / Rife on the Lock / James / セクシーJ / 絵かきの手 / ロットン瑠唯 / NISHIKAZE / 暗黙のストライカーズ / かもめのジョナサン / 極悪いちご団 / EDDIE PUMPKIN'S HIGH / JET GENNOUS / Sally Go 'Round / スケキヨ / LUNCH-Ki-RATT / 長崎リサ / 安田ボンバー / gold bread two beer / 河先健 / and more...
OPEN : / START :TBA
ADV 2000yen / DOOR 2500yen

※ちょっと何時になるか分からないけど、きっといい時間に出ますよ。
しゃぶりなベイビーズ と2ステージね。

試験管おじさん

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事漬けである。

ほぼほぼ外に出ていないから、暑さ寒さも分からない。昼も夜も分からない。

自分の体臭がイラン人みたいになる前に風呂には入るよ。

でも、出歩かないと銭っこかからなくていいな。

仕事する試験管ベビーみたいなもんよ。

雑誌は年末進行ってヤツでさ、正月前に2冊作るのよ。つまり、高見山みたく2倍2倍忙しくなるワケ。ありがたいことに今年の師走は忙しく過ぎそうだ。

でもさ、ギャランティが振り込まれるのは、2カ月先だからな。

金ないよ。

今日もこんな時間に仕事が終わったよ。
今、ペヤングをアテにハイボールを呑みながらブログを書いている。外に出てないし、テレビも観ていないので、なんのブログのネタもない。ラジオはインターFMを聴きながらやっているが、そう言えば先日俳優の大森南朋がゲストで出いいた。29歳までバンドマンだったのだが、スッパリと辞めて俳優になり、最近余裕ができたのでバンド活動を再開したようである。


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これが、なかなか良い。

まぁ、ストリートスライダースなんだけどw



そんなラジオしか聴かない毎日なのだが、下町ロケットだけは毎週欠かさず観ている。

あれ観ると上がるんだよね。
ついつい徹夜して仕事したくなる。

仕事つってもさ、日曜日までに仕事をアップしてくれってのは、反則だよな。

とんだ休日のプレゼントだよ。

さて、ペヤングの四隅に残ったキャベツのカス食って、しょんべんして寝るか!



新橋でドヤ顔

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森口にいる。

とある書籍の出版打ち上げの席に呼ばれたのだ。新橋は津田沼駅から1本なので楽チンである。

しかし、校了日なのでしっかりパソコンは持ち歩いている。案の定矢吹丈コンドルのジョー、総武線快速に乗った刹那Fセイエイのタイミングで赤字修正が入ってしまった。

さすがに立ってパソコン操作は出来ないので、電車の超前の方に移動して、空いている席を探した。しかし、総武線快速は前に行きゃ行くほどボックスシートなのな。

安房から出てきた魚くさい爺さん達と相席になりたくないので、奇跡的に1つ空いていたドア横の並列シートに座る。

隣りのリーマンはすでにパソコンを広げている。それでは俺も戦闘開始とばかりにMacbookを広げて対抗だ。しかし、先住民であるリーマンの肘が広げすぎなので、こっちのスペースが著しく狭い。

こう、なんつーかね。

栗山氏のバッティング解説風に言うなら、もっとグリップを柔らかくにぎって、脇を締めて、コンパクトにパソコンを使いやがれ。

しかし、向こうも明らかに「えっ!君、座ってもいいけど、パソコンまで使っていいとは言ってないよ」的な対応で、僕のスペースのために脇を締める素振りはない。

なのて、肩身の狭ーい思いをして、縮こまってパソコンを広げた。今日日こんなにMacを縮こまって操作するヤツがいるだろうか。


顔だけはドヤ顔だけどな。


錦糸町から地下鉄になるのでその前になんとか修正&入稿をしてひと段落。

新橋に着くとお店の予約時間40分前だった。





当然、茶をシバこうと思ったら、もう1通メールが来ていた。これも修正&入稿案件。1秒でも早く入稿したいので、茶シバきは諦めて、少し反則ではあるが、予約40分前の店に向かった。

お座敷は多分空いているだろうから、そこのテーブルを借りて、修正&入稿である。

場所は新橋加賀屋。

予約席なのでいつもの1階ではなくて3階である。忍者屋敷みたいに細くて急な階段を上って畳の座敷に通された。別テーブのに先客はどっかの自動車ディーラーのオッサン3人組。「あの時は本当に助かりました」などと、今年の忘年会の会話に相応しい総括を展開している。

およそ、nomad(ノマド)をするとは思えないような低いお座敷用テーブルに、体が硬くて胡座がかけない僕は、オカマのように両足を揃えてサイドに崩してから、おもむろにMacbookを開いた。オカマっぽいか?


顔だけはドヤ顔だけどな。





加賀屋のメニューをマウスパッドがわりになww


そのタイミングでお店のチャイナガールは、ビールデモお持ちしまショカ?と訊くので、僕は「ある程度メンバーが揃ってから」とハリルホッジ監督のように曖昧に答え、さて、いよいよ修正&入稿である。

ものの15分で作業は終わり、iPhoneのインターネット共有をオンしてネットに繋ぎ、矢継ぎ早にメールを送信した。


俺ってデキる男!


すぐにはMacbookはしまわない。このデキる男状態をキープしつつ、なんなら今日の打ち上げメンバー1人にでも見てもらおうという魂胆なのである。

しかし、僕以外は待ち合わせて来たのか、タクシーで乗り合って来たのか、どどどーっと全員がイッキに揃って登場し、僕は恥ずかしくなってそそくさとパソコンを閉まった。


顔だけはドヤ顔だけどな。


今日は著者以外のこの本に関わった全員が来ている。すばらしいチームワークで困難を乗り越えた。全員が本当のプロフェッショナルだ。


・編集者

・装丁家

・制作部部長

・印刷屋部長

・校正さん

・僕



僕は何をしたかというとその本で図を作っただけである。

まぁ、でも盛り上げ役なんで、普通はお呼ばれしない様なこうした会にも参加させていただいているのだ。

ネギのせのカシラを食いながら、ホッピーで流し込んでいたら、かなり酔いが回ってきてしまったようだ。


4月の末クビを切られもう7カ月が過ぎた。
本当に一人でやっていけるのだろうか。


そんな不安定極まりない男が年の瀬にライブをやります。


【ちらりインフォメーソン】
EDDIE PUMPKIN'S HIGH ライブ情報


12/31(木) FIREBIRD COUNT DOWN 2015-2016
しゃぶりなベイビーズ / Rife on the Lock / James / セクシーJ / 絵かきの手 / ロットン瑠唯 / NISHIKAZE / 暗黙のストライカーズ / かもめのジョナサン / 極悪いちご団 / EDDIE PUMPKIN'S HIGH / JET GENNOUS / Sally Go 'Round / スケキヨ / LUNCH-Ki-RATT / 長崎リサ / 安田ボンバー / gold bread two beer / 河先健 / and more...

EDDIE PUMPKIN'S HIGHは20時35分から。

しゃぶりなはそのすぐ後ね。

あ、今年もしゃぶりなベイビーズとエディパンの2ステージね。


マスタリングしてきた

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根木戸にいる。
13時に高根木戸のスタジオハイブリッジに待ち合わせなのだが、ヴォーカルギターのスミタ氏が30分も早く着いたというのでしゃーないから、こちらも早めに出た。

高根木戸には時間を潰す施設が
なんも無いからな。

ドラムのシマちゃんから「いま起きた!」という高校生が友達と遊ぶ約束を寝坊した時にするようなメールが来たので、その他3人はスタジオに着いたが、ゆるりとCDのパッケージの部分から打ち合わせを始める。

しばらくしてシマちゃんが現れた。大変お疲れのご様子。なんでもべろべろに酔っ払って八日市場駅まで行って帰れなくなったとか。テキトーに相槌を打ちながらグーグルマップで八日市場駅を検索すると、それは、ちょいと右側に犬吠埼がチラ見するような場所だった。あと少しで関東平野の最東端。

出来れば犬吠埼で、あの「産まれたての仔鹿ダンス」をやって欲しかった。

さて、全員が揃ったのでいよいよのマスタリングである。

さて、マスタリングとはなんぞや?

まぁ、でも今日やりゃ何だか分かるだろ。スタジオハイブリッジの心臓部とも言えるミキシングルームに全員で入る。

ミキシングルームの左右のメインスピーカーに缶コーヒーが乗ってあった。

高校のときに同級生でヤンキーの花井くんの部屋に遊びに行ったら、ポッカの空き缶がずらりと並んであったが、そういう事だろうか。

いやいや、違うらしい。たまたま缶コーヒーを置いたら音が締まったと言うのだ。

その感性に感服した。

今度来た時は、こっそりと違う缶コーヒーに差し替えてみたい。

ちなみにエンジニアのこ~ちゃんは、我々のレコーディング、ミックスダウンを終えるまでに6枚のミッシェルガンエレファントのCDを購入したらしい。もちろん我々の希望である「ミッシェルっぽい音」を叶えるためだ。そうでなくても日本一CPの高いレコーディングスタジオなのに、そこまでチカラを入れて貰うと採算合わねんじゃねーの?という疑惑も生じるのだが、ここは、我々が素晴らしいCDを制作して、よりスタジオハイブリッジの知名度アップに貢献するのが良かろう。

恩には音で返す主義。

さて、マスタリングが始まった。ヴォーカルギターのスミタ氏は曲間のタイミング、ギターの世界のダーワーはギターの音色、明らかに怪しい部分の切り貼り、ドラムのシマちゃんはカウント部の削除やちょっとしたノイズを消して貰ったりと的確に、そして細かくチェックを入れている。

よく聴き込んでいるなぁ。これに確実に答えてくれるこ~ちゃん。素晴らしいチームワークである。

僕はというと「何もない

ベースに関しては、現状のこ~ちゃんの作ってくれた音に満足しているし、その道のプロに好きにやって貰えばいいという感覚だ。

その昔、日本のグラフィックデザイナーの巨匠田中一光が、デザインの段階では鬼のようにウルサいが、印刷となると丸投げで、理由は、その道のプロフェッショナルにお願いするのだから、全部任せるということだった。恐らく何年と仕事を依頼している段階で十分にディスカッションして、信頼関係を築いているという事が前提の話しだと思うのだが、僕の前の会社の社長であり、アートディレクターの宮ちゃんは自分勝手にこれを解釈し、色校をろくすっぽ見ないという暴挙をやっていた。

話しは草野球のおっさんのしょんべんカーブ並みに逸れた。

最初こそは一生懸命にこ~ちゃんに付き合ってああだのこうだの言っていたメンバーも最終的には飽きてきて、ミキシングルームのソファには、やがて僕だけとなった。

{350D852B-028C-485C-9868-46F1DF9D4497:01}

シマちゃんが散歩に行ってくると言って30分間経って、満たされた表情をして帰ってきた。

ネオ長浜ラーメンを食べ、
ビールを呑むという名の散歩。

メンバーは皆そわそわしている。実はマスタリングが終わったら、船橋の加賀屋で忘年会をやろうと思っていたのだ。しかし、刻々と加賀屋のラストオーダーの時間が近づいている。 僕らのために一生懸命にマスタリングをしているこ~ちゃんにそんな事は伝えることも出来ず、祈るような想いでただただこ~ちゃんの背中を見つめていた。

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21時を過ぎたら駅前のホルモン屋「しちりん」に切り替えようと話し合いが行われた。

しかし、21時をさらに過ぎて結局マスタリングが完了したのは22時30分だった。

その甲斐あってか、素晴らしい出来に仕上がった。

世界最高傑作。

次回のライブではしれーっと物販コーナーを作り、これを販売して機材車をメルセデスベンツのウニモグにするための購入の資金に当てよう。そうしよう。

高根木戸駅までしょぼーんなメンバーを見送った。

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僕は「しちりん」で忘年会である。


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イマジン

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れの話しだ。
年賀状を送りたいので住所を教えて欲しいと旧社長の宮ちゃんにメールをしたら、明日呑もうという流れになった。

俺はいつもジョンレノンだから。

宮ちゃんはそう言った。

イマジン=ひまじん

らしい。

上野の立ち飲み屋「たきおか」で待ち合わせなのだが、常磐線に乗った途端、急にポンポンが痛くなった。何とかなるかと思ったが、もう、ダメ。マジでヤバいって段階で途中下車降したのは日暮里駅。
あと一駅で上野なのだが、それすらも叶わなかった。そんなギリギリ状態で駅のトイレ(大)は誰かがノンビリと糞を捻っていやがる。俺は細かく咳払いをして、待ってる人がいるんだぞアピールをした。

ううんううんううんうんうんううんうん。

取手の暴走族のように超細かく咳をふかして、捻っているヤツへの追い込み漁だ。トイレットペーパーをカランカランさせる音と水洗の音がしてドアが開くと友蔵じいさんみたいなのが出てきた。

なんかじいさんの後って、空気がもわっとして嫌なのだが、このエマージェンシーな状況で贅沢は言うまい。すぐさまケツの財布を前ポケットに収納して、和式便器を跨ぎ間一髪、事なきを得た。

ちなみに財布を前ポケットに収納したのは、和式便所だとガッツリしゃがむので、ケツと腿に挟まれた財布のクレジットカードが割れる恐れがある。過去に2枚も割っているので、さすがに予防策を取ったわけだ。

歴戦の勇者のみが出来うる技。

こいつを意識しないでスマートに出来るようになったら君も立派なアウトランダーだ。

さて、組んず解れつ和式便器と猪木アリ戦のような名勝負数え歌を繰り広げたのち、今度は山手線に乗って御徒町駅で降り、宮ちゃんが待つ立ち飲み屋の店「たきおか」に向かう。

15分遅れだ。

「たきおか」に着くと宮ちゃんは混雑したお店で待たされたのでプンプンである。

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なぜかゴチもしてくれず、しょうがないから自分で酎ハイのマネーを払った。

なんだよ、ゴチしてくれないなら来なきゃよかった。なんでプンプンのジジイと身銭切って呑まなアカンのや!

と、思ったが、1年ぶりの再開に遅刻した身分なのでグッと堪えてつかわした。

しかし、たきおかは大賑わいである。店員さんがかなり大仰である。態度が超上からなのだ。「呑ませてやってる感」が凄い。まぁ、激安だから仕方がないか。

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でも、元ヤンっぽい美人の店員さんも多いのは、助平な読者諸君にだけこっそりと教えておこう。

ここでは酎ハイを大量に呑んだ。途中から宮ちゃんの機嫌が良くなり、宮ちゃんゴチにシフトしたからだ。

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コハダをつまみながら酎ハイというストロングスタイルで呑んでいたが、しばらくすると宮ちゃんが店を変えようと提案してきた。宮ちゃんは、はしご酒が大好きで、一緒に呑みに行くと必ずはしごする。最高で11軒はしごに付き合わされたとこがあるが、最後は錦糸町の線路際のラーメン屋でそれでもまだ生ビールを呑んでいたのを思い出す。

そんな宮ちゃんは、日暮里に移動しようと言う。こっちはゴチされる側だし、恩師なので選択の余地はない。仕方なく日暮里に向かう。コの字カウンターだけの渋~い店に連れて行かれた。

いずみや 日暮里店

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なんでも本店は大宮にあるそうな。そこで思い出した。昔、友人のcatoちゃんと大宮のスタジオ帰りに寄った店の支店だった。規模も店の構えも違うが大宮店と渋さのベクトルは同方向である。

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ここでも酎ハイ。酒だけ頼むと店に失礼なので煮込み豆腐を注文した。僕も宮ちゃんも呑むと全然食わないのだ。

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2人で話しなんて何もない。

25年働いた会社の前々社長と社員。
社長は2年前に退いて、新社長になってから、扱い辛い僕は徐々に新社長に疎まれてクビになり独立したのだ。

未だに例の新社長からは、妨害行為を受けている旨を宮ちゃんに話した。もう面倒だし、どうせすぐに潰れるだろうと相手にしない事も。

君が社長を継いでくれたら。

そう宮ちゃんは言うが、借金は隠してたワケだし、右肩急降下の会社を僕が継ぐワケがないだろう。現に会社を離れた今、僕だけは食えている。

そんな怨み辛みは置いといて、とりあえず酒を呑んだ。昔の広告代理店のお客さんが今どうしてるだの、写植屋さんがどうしてるだの、そんな他愛もない話しだった。

ちなみに宮ちゃんはライオンズ○ンションの向かい獅子のロゴマークをデザインした人である。昔はなかなかにセンスのあった人だった。

若い頃は借金をしてまで、写真家深瀬昌久とともにスペイン旅行にも行っている。

そんな前々社長宮ちゃんの口癖は「ハッチくん、デザイナーが貯金なんてしちゃダメだぞ!遊びにお金を使いなさい。遊びを知らないヤツがデザインなんて出来るか。

で、あるが、今思うに宮ちゃんと僕の人生を通しての体現だが、

貯金は大事である。

宮ちゃんは「いずみや 日暮里店」にも飽きたらしく次の店に行こうという。

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僕はトイレットをした。トイレットには謎の言葉が書いてあったので、微笑しながら会計をしている宮ちゃんの後ろをすっと通り抜けて店を出た。

そっからは、もう記憶が曖昧である。写真で記憶を辿るなら、とくに面白くもない駅前の居酒屋「大将」に寄ったらしい。薄っすらと入った記憶はあるが、どんな店かは忘れた。

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確か瓶ビールを1本とツマミを1品頼んだだけだと思う。お互いベロベロなのに勢いだけで「はしご酒」してしまったので、子供がスーパー銭湯のサウナルームに入った時のようにすぐに店を出た。宮ちゃんは舎人ライナーで帰るという。右手を差し出した宮ちゃんに、しょんべんして洗ってない両手を出して、しっかりと握りしめた。

次に会う時、宮ちゃんは霧の箱に入っているかもしれない。



漢の夢

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ちんって言わない事、
約束してくれる?


本当に?

本当の本当に?

本当の本当の本当に?

本当の本当の本当の本当に?


じゃあ、この先も読んでいいよ。




俺には達成出来ずにいる夢がある。

そう、これから漢の夢の話しをしようか。俺たち漢は、星の下(もと)に生まれている。漢一人一人が星の運命(さだめ)によって生きているのだ。

弓飛び交う荒野に、この身一つで飛び込んだこともあるさ。生きるか死ぬかは星次第。星が選んでくれるのなら俺は生きているはずさ。そんな、無茶な俺にも叶えたい夢ってやつがある。そいつが叶う夢なのか?それも星次第ってことさ。

劉備玄徳は高価な茶を母上に飲ませようとして、黄巾族に命を狙われた。(←横山光輝の三国志)
千利休は茶事で身を立て出世しすぎ、秀吉に腹を切らされた。

いつの世も茶というのは、漢を魅了するものぞ。

俺様ハッチも茶を思ふ漢の一人。

実は壮大な計画を一昨年から練っていた。
そして、夢への第一歩を踏み出したのだ。

毎週土曜日、エディパンのスタジオ練習前に俺がベロベロベローチェに入って茶をしばくのは知ってるよな。大抵は珈琲を注文するんだが、家で珈琲を飲んできたりすると、たまにホットイングリッシュティーを飲むんだ。

その時、いつもいつも思う事があってな。ほれ、ベローチェだとカップにティーバッグを淹れてくれるでしょ。ほんで使い終わったティーバッグを横にある小皿にポンと乗せるじゃん。あ、ドトールだと厚紙で出来たティーバッグ置きだよな。

でもさ、程よい頃合いでティーバッグをサルベージしても、まだ全然使えそうなんだよね。まだまだお湯さえあればお茶が出るはずなのよ。貧民窟の君たちは知らないと思うけど、日本橋三越にあるイングリッシュティーの本場、フォートナム&メイソンではさ、紅茶のお替りは出来ないけど、ポットのさし湯はお替り出来るんだよ。紅茶専門店では、そんなに珍しいことではないんだぜ。でもさ、ベローチェでさすがにさし湯のお替りはしないよ。
でももったいないなぁ。これ、もったいないオバケが出ちゃうんじゃないかなー、なんて思ってたのね。

でさ、思いついたアイディアがさ、スタジオ練習で家から出る前に、ヤカンでちんちんに熱くしたお湯をポットにいれてさ、そいつをお替り用のさし湯にしたら、2杯は飲めるワケだし、エコノミーでエコロジーなんじゃないかなと思ったワケよ。

早速AEONに入ってるLOFTみたいな雑貨屋「R.O.U」って店に行ったワケよ。そこの水筒コーナーと「ニトリ」を行ったり来たりで悩みに悩んだ末に、THERMOS 500ml 真空断熱ケータイマグ JNO-501を選んだね。まぁ、理由としては…

・500mlという大容量

・スリムなボディ

・THERMOSというブランド

・ブラックなカラー

と、いった感じかな。

ほぼほぼ3千円したね。でもさ、ホットティーが200円だろ?で、あともう2杯飲めるとして400円が浮くわけじゃん。それを7回やって2800円じゃん。たった7回ベロベロベロ~チェに行っただけで元が取れるんだぜ。

漢なら買うよな。

で、ついでに保温効果が高まるようにウレタン製の水筒ケースまで買っちゃった。

それから2日後、スタジオ練習の日がやって来たってワケよ。

普段、水筒を持つ習慣が無いので、危なく忘れるとこだったけど、ヤカンでお湯を沸かし、その間に湯沸かし器のお湯で水筒を温めておく。ほれ、ここで余計な熱を奪われては敵わんからな。そんで、ヤカンのお湯が超絶沸騰し、さくらちゃん乗ったら恥ずかしポッポー、鉄ちゃん乗せたら勇ましポッポーのゼンダライオン状態になった所で、水筒のお湯を捨ててイッキに熱々のお湯を注ぐのよ。

火傷には十分に注意してくれよ。

そんで蓋をして、MOORADIAN社製のベースギグバッグの大きめなポケットに縦に入れて、颯爽とボロアパートメントを出たぜ。

なんか、最近外すっげー寒いのな。

千葉駅に着くと寒さはマシンハヤブサのV3エンジンばりに加速していたよ。

田舎マジ超超寒い。

千葉県の総武線快速を2駅分も南に下って、なぜ津田沼より寒くなるのか皆目分からんが、これが身をよじるほど寒かったんね。

背中の水筒が冷めないか心配だったけどさ、ちょいとヨドバシカメラに用事があったので、寄ることにしたのよ。

今、10年使ってたオリンパスのICレコーダーVoice-Trek V-50がいよいよな状態になってきたので後継機種を調べるのと、KOSSのヘッドホン購入、それからエロDVD鑑賞用のイヤフォン延長コードも買わなくてはならないのよ。

約30分の時間を費やし、お湯を入れてから計1時間30分を経過して、ベロベロベロ~チェにフェードインしたさ。

ここからは国際A級スナイパーばりに席取りのポジショニングが肝心だ。

“店のマグカップに自分の水筒のお湯を注ぐ”という大変危険で反社会的行為をやるからな。運良く店内右奥のカド席が空いてるじゃん。ポジション的には抜群だ。そこにベースケースをガツリと置き、席をキープ。すぐさまカウンターに行き、ホットのイングリッシュティーを注文。ベロはどんな茶葉を使ってるかしらんが、エクセルシオールだとアッサム、ダージリン、アールグレイから選べるんだぜ。まぁ、どれも味分けがつかんがな。

絶対にティーバックなんぞ穿いてないような地味な女性店員さんがティーバッグをマグカップに放り込んでお湯を注いでくれた。

でもさ、そんな地味な女性店員のヒップのパンティラインが見えなかったらどうする?確実に見えるはずの素材なのに見えない。ノーパンの可能性はあり得ない。

つまりは、彼女の下着がティーバックだったら。

それは、萌えるよな。おまっ、そんな地味な顔してなにティーバック穿いてんじゃ!ってなるよな。透けブラがどう見てもド派手なデザインだった時のこっちの戸惑いったら無いぞ。地味~な顔なのにド派手な勝負下着のこのギャップ。

真面目な顔なのに素人モノのAVに出ちゃってるってぐらい萌えるべ?

え?あ、こりゃファミスタのなかやまのシュートばりに話しが反れたな。

取り敢えずテーブルにホットティーは来た。こいつをまずは普通にいただく。

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ティーがちょうど良い塩梅になった所でティーバッグをサルベージして小皿に着地。

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一口飲むと実にエクセレント。一緒にスコーンでも頼めば良かったと少し後悔。

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さて、残念な話しだが、スタジオ練習開始まで、あと30分しかない。なので、少し急いでイングリッシュティーを飲んだ。

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熱い。

熱いが、漢の夢のために我慢だ。そして、飲みきった。

いよいよ夢が現実に変わる瞬間だ。

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俺は皿に乗ったティーバッグをマグカップに戻し、店員の目を盗みながら水筒の蓋をひねり、ドボドボとカップに注ぐ。

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最初にやった時よりお茶が出るのは遅いが、しばらく上下に振るとお湯も琥珀のような色になり、そして、ついに紅茶の色になった。

一口すすってみると、
実に美味しい。

そして、水筒のお湯はチンチンに熱いままだった。このサーモスの水筒はなかなかに性能がいい。

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まだ水筒のお湯も余っているので、もう一杯カップに注いでみた。

もう、ギリのギリ。

でも、熱いお湯なので薄くてもそれなりに美味い。しかも、あんた!これで3杯目だけど、1杯分のお金しか払ってないんだからね。

斯くして漢の夢は無事に遂げることが出来た。

ただし、諸君らに注意喚起したいことがある。



紅茶を3杯も飲むと、
その後におしっこが近くなる
ということを。



仕事始めの話し

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月六日の話しである。

この日からハッチデザイン事務所は仕事始め。お得意先に挨拶回りをする予定だ。

五香駅で下車し、お年賀を買う

永田町の出版社へご挨拶

赤坂のデザイン事務所へご挨拶

銀座のデザイン事務所へご挨拶

前の会社へご挨拶

出版社のパンダ部長と新橋カミヤで新年会

泥酔して帰宅


と、まぁ、毎年こんなスケジュールで年始は動いている。今年も例外なくこのプランで行く予定だ。
まずは新京成線五香駅で降り、富井のピーナッツサブレーを買う。
自分がこのサブレーのファンなので買うだけなのだが、大を3つ、小を7つ購入した。これだけ買えばまぁ十分足りる。配りけちって余ったら自分で食すつもりだ。

小7つを店のおばちゃんが包み忘れ、それを待っているウチにポンポンが痛くなった。前日の飲みすぎが祟っている。おばちゃんにムチ打ち、すぐさま駅に戻りトイレに行って(大)をしているウチに電車が行ってしまった。

ケツを出しながらも必死にYahoo!乗り換え案内で検索すると4分も出版社でのパンダ部長(隊長)との待ち合わせ時間に遅れることが発覚した。

そのぐらいスーパー緻密スケジュールで動いているのだ。ん?便所に行かなければ間に合ったろうし、早く家を出ればそれこそ余裕だろってか?

それを言っちゃお終いよ。

さて、便所から出て新京成線に乗り、松戸から千代田線で大手町、そっから半蔵門線で永田町に向かった。
4分遅れをなんとかごまかし、山仲間でもあるパンダ部長に年賀の挨拶を済ませた。各編集部に回り、談笑をしながらお年賀の品「ピーナッツサブレー」を配りまくった。
そして、パンダ部長と毎年の恒例である「初ラーメン」を食べに行く。ここでは毎回部長のゴチである。
毎年「上々」というラーメン屋に行っていたのだが、一昨年残念ながら潰れてしまったので、今年は「ジョニーとリー」というオサレなカフェ風の店に入り、鶏そば(塩)を頼んだ。

▼鶏そば(塩)


もちろんグラスビールも。ハワイのビールが鶏塩そばと良く合って、まぁこれはなかなかに良い正月の挨拶回りとなった。
部長とはこれでお別れをし、次はいつもお世話になっているデザイン会社に挨拶するため赤坂に歩いて向かう。ここでとんでもないことに気がついた。

無えっ!
菓子折り(大)が
全部無えっ!


急にビームライフルのエネルギーゲージが切れたアムロ状態になった。
どうやら偶然ばったりと会って、声をかけてくれた別の雑誌の編集者に(大)を寄贈していたらしい。

これで計算が狂ったようだ。

とりあえず赤坂見附駅まで行って、菓子折りが売ってそうな店を探すが、ビックカメラが出来たばかりの赤坂見附駅にそんな気の利いた店は無かった。ここは思い切って銀座まで戻り、銀座でガトーフェスタハラダのラスクを買うことに決めた。

赤坂見附駅から銀座線を使って銀座駅に向かう。この時、スケジュールを変更しようと思い始めていた。せっかく銀座まで来たので元会社の味噌ラーメン先輩と銀座が事務所(←あったか村)のデザイナーの草苅さんに挨拶に行って、その足で元勤めていたデザイン会社に挨拶と称した偵察に行こうかと…。

ほれ、オレ宛ての年賀状も届いているだろうしなww

懐かしの銀座を歩き、味噌ラーメン先輩※1が机を置かせてもらっているアヤシイ整骨院に向かう。

※1)味噌ラーメン先輩とは、僕が会社に入社した時からの先輩で、僕より18コ歳上である。会社員時代は仕事の姿勢のそりが合わなくて5年間も口を聞いていなかったが、会社が解散した今、もはやどーでも良くなったので、仲直りした。“味噌ラーメン”とは、喧嘩した時に、先輩が自分の食っていた味噌ラーメンを八つ当たりにコピー機にぶん投げた時からのあだ名。
このアヤシイ整骨院と味噌ラーメン先輩の関係は、ウチのビルの喫煙所の窓と隣のビルの接骨院との窓が近かったので話すようになった事がきっかけらしい。それから先生から先輩はチラシなどの仕事を取ってきて、親しくなり、会社が解散した時に先生に泣きつき、上手いこと接骨院の事務室にパソコンを置いてもらって仕事をしているのだ。


その前の事務所の隣の接骨院のビルに入り、エレベーターで接骨院の階のボタンを押す。
本当にまだ味噌ラーメン先輩はこの整骨院の軒下をお借りしているのだろうか。
エレベーターから降りて接骨院のドアをノックすると、先生の優しい声が聞こえる。

はい、どうぞー

オレは思い切ってドアを開けた。すると、目の前にはとんでもない光景が広がっていた。
ベットに患者さんが横たわり、奥には先生が施術していた。いや違う違うそうじゃそうじゃない!問題は手前の方だ。
なんと、味噌ラーメン先輩が白衣を着て、患者さんのふくらはぎを揉んでいるではないか!




げえっ!
デ、デザイナー辞めたの?!





というオレの問いに、先輩より先に先生が答えた。
こいつさ、デザイナーのセンス無いから手伝わせてるの

し、知ってますけど…

オレは即答していた。そう先輩がデザインセンスが無いのはオレが一番良く知っている。

そっから先輩はしゃべらず、整骨院の先生とオレが会話していた。
完全に先生からデザイナーを否定された味噌ラーメン先輩は、ヘラヘラと笑うしかなかった。そして、先生の自慢話に差し掛かったタイミングでオレは整骨院を出ていた。

味噌ラーメンは死んだのだ。

もう、ここに来ることも無いだろう。

続いて草苅氏のデザイン事務所に向かう。こっちは景気が良いらしく、新しいMacも購入し、ウハウハである。忙しそうなので手短に新年の挨拶を済ませた。

時間が余っていたので今度は前にオレが勤めていたデザイン事務所に行こうと思う。
銀座にあった事務所は、オレに内緒でこっそりと築地に引っ越した話しはしたよな。
なーに、菓子折り(小)を持っていけば嫌な顔はしないだろう。ついでにオレ宛ての年賀状も受け取らないとな。

なんて思っていたら急激にポンポンが痛くなっていた。呑みすぎの翌日は大抵1時間に1本の割り合いでペインの波が押し寄せてくる。そいつはグレートマジンガーの足音のようにガシャンガシャン言わせながらやって来るのだ。重い。とてつもなく重い痛みと余波が引いては返し押し寄せて来る。陣痛かっつーぐらいのだ。思わず通りがかりの小さいローソンに入ったが、ここに客用のトイレは無いようだった。仕方がないので、自分の勤めていたデザイン事務所のビルの2階の共有トイレを使わせてもらうことにした。

共有トイレまでは階段を使わなくてはならない。何とか便所にたどり着きまずは反逆の象徴でもあるワンスターのライダースJKを脱いだ。と、こんな余裕をぶっこいている間に急激に痛みが走る。

慌てて便座に座り、ちょっとウンコを出した瞬間に違和感を覚えてストップした。下痢の最中でもあるのに便意を遮断できるのは、忍者マン一平とオレぐらいだろう。

そして、すぐさまウンコを確認したのである。

オーマイガ!オーマイガ!

便器のフタが閉まっていて、その上にウンコをしてしまった。ピンポンボール大のオレのウンコが便座の上に恥ずかしげに顔を出している。

あの管理人のババアめ、こんな時に限ってご丁寧にフタなんぞしよってからに。

まるで正月の鏡餅のように目出度い絵面だが、こいつを取り除かない限り、オレは座って落ち着いてウンコが出来ない。

チャンスは一度だけ。

その作戦はこうだ!

トイレットペーパーを大量に巻き出して、ウォール・マリアばりの城壁を作るだろ。

そしてフタと便座を一緒に持ち上げながらウンコをフタ先端までズリズリと持っていく。

最後にウンコをフタの先端からジャンプさせて、垂直に落下させ、便器水面部まで落下させる。


という前代未聞の大技を思いついた。

ここでのポイントは、フタの傾斜角度とウンコを落とすタイミングだ。

傾斜角度が甘いとウンコは便器から外れて飛んでいってしまう。

まさかこんなところでマチャアキばりに新年隠し芸を披露するとは思ってもみなかった。


じゃあ、行こうか。


オレは左手で便器のフタと便座を一緒に掴み、右手でティッシュで出来たウォール・マリアとウンコを確実にフタの先端まで移動させた。

ここで、一旦ブレーク。

ここまでは順調だ。

問題はここから。

ほぼほぼ垂直になった便器のフタをジャンプ台にして、オレの葛西紀明は見事に便器に着地した。

かなりソリッドなウンコの匂いが充満しているが、これで便座を戻しオレは無事にウンコが出来た。

もちろん全ての便技が終わってからフタの清掃は念入りにしてやったぜ。

ここまでで疲れたんで、こっから先はさらっと書くな。

まず、このビルの郵便受けに前の会社のポストがあってまだ開けてないようなので、年賀状やらがまだビッシリ入ってた。

なので、挨拶に行くのは止めた。

で、久しぶりに銀座共楽でワンタンメン大硬めを食べてから、ガトーフェスタハラダでラスクを買って、赤坂に移動して、いつもお世話になっているデザイン会社に挨拶。

▼ワンタンメン大硬め


その後、新橋に行ってもつ焼カミヤでパンダ隊長と宮ちゃんと3人で呑んで、お年賀のカミヤタオルをもらってベロンベロンになりながら帰宅。

▼カミヤ



ま、そんな感じの仕事始め。






エロ目線

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レビを点けていきなり腹が立った。

男がフィギュアスケートをしているからだ。フリフリの服を着てクルクルと回っていやがる。

オレに言わせればちんちんが回っているだけである。


オカマ野郎か。


全くもって申し訳ないのだが、フィギュアスケートは女子しか見ない。テニスやゴルフ、バレーボールも女子だけだな。体操や新体操も女子。サッカーや野球は男子。女子でもマラソンやソフトボール、サッカーは見ない。水泳は女子。それも試合後のインタビューだけに限る。

では、オレは何を基準にスポーツ観戦を男子と女子とに分けているのか。

そこには、絶対的な信念がある。
それは…


エロ目線である。


女子のスポーツにはエロスしか求めていないのである。

それは、男性諸君なら当然のことだろう。例えばバレーボール。あんな高く大きいネットを挟んだボールゲームを男子がやっているのを観て何が楽しいのか?スピードのついたボールが行き交うだけである。それがやれラインを割ったの、やれ拾ったの、どうでもいいわ!

しかし、同じ競技でも女子はちょいと違う。プリンプリンの10代20代の女子がお尻を突き出して球を待つ。時に跳ね、時に厳しく打ち込まれる。


こんなエロスはないのである。


さて、フィギュアスケートに話しを戻そう。この競技も女子が氷上をピッタリとしたタイトな衣装、ひらひらのスカートをわざわざ穿いて回ったり飛んだりするのだが、オレの着眼点は君らエロスの素人とは全くもって次元が違う。

試合前の緊張感、そして試合後の採点の真剣な眼差し。採点後の安息感からくる笑顔。競技選手から普通のティーンに戻る時の一種の素人感。そういった競技前後を楽しむのだ。

なので、フィギュアスケートの場合は知らない東欧の選手に萌える場合が多い。

あれだな、素人モノAV鑑賞の時に緊張のインタビュー、それから本番後のバスローブを着た雑談みたいなのに惹かれるのに近いな。

では、ざっとそのオレの歴代お気に入り女性アスリートを紹介していこうか。


・スベトラーナ・ボギンスカヤ(体操)

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・田中理恵(体操)

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この二人は体操という華奢な体躯が多い選手の中に大人の体の女子が混ざっちゃってますよ感が強く萌える。アダルティな女性が体操を真剣にするとこうもエロいとい代表的な事例だろう。



・アリーナ・カバエワ(新体操)

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絶対的な女王の風格とサディスティックな表情が萌える。



・マルチナ・ヒンギス(テニス)

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持って生まれた底意地の悪そうな顔と若々しいバストが萌えポイントだ。



・マリア・シャラポワ(テニス)

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純粋に美人だよな。あとショットを打つ時の喘ぎ声が萌えポイント。



・平木理化(テニス)

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ロリっぽい。



・中野友加里(フィギュアスケート)

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オフのほんわりとした表情と試合前の根性のありそうな時のギャップ萌えポイント。



・エレーネ・ゲデバニシビリ(フィギュアスケート)

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ムチムチなボディだら。



・新鍋理沙(バレーボール)

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屈託の無い笑顔が可愛いのとスパイクを打ち込まれた時のやるせない表情のギャップ萌え。



・木村沙織(バレーボール)

{553B122C-9D6F-472E-B683-952786632909:01}

言わずもがなのボインボイン。



あ、あら、こっからデータ量オーバーで画像が貼れなくなったぞ。あとは各々でググってくださいますかカス様。



・高橋みゆき(バレーボール)

負けん気の強そうな表情。



・三宅宏実(ウエイトリフティング)

あどけない表情とマッスルのギャップ萌え。




・山本聖子(レスリング)

・山本美憂(レスリング)

美形少女なのに首が太くてマッスルなギャップ萌え。


と、まぁこんな感じである。


一貫したこのオレの信念に異論は認めない。



ハッチライブ情報局‼︎‼︎

【EDDIE PUMPKIN'S HIGH】
4月24日(日)
新松戸FIREBIRD

※詳細未定

5月22日(日)
錦糸町Rebirth

※詳細未定



【しゃぶりなベイビーズ】
2月28日(日)
大宮ヒソミネ
w) 夜王子 / シャム猫不発弾 / スギモト / mugbum / 水面 / CHARTREUSE

※しゃぶりなベイビーズは19時30分から。

3月19日(土)
新松戸FIREBIRD
w) 大人の悪戯 / THE SERAPHIC CATS / ロンボトランヒップショット / 刃喰い / gyro-captain / アブラジョー / ダイヤ・ピアノ・サンタ / PEPPERMINT U

※しゃぶりなベイビーズは18時35分から。

4月9日(土)
新宿ゴールデンエッグ

※詳細未定

​しゃぶりなベイビーズのライブ@大宮ヒソミネ

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原駅にいる。



どこだよ!と言われると思うが、埼玉県の高崎線大宮駅から1駅北にある駅である。


前日にこの高崎線の赤羽駅で降りて、立ち飲みのおでんを堪能したのだが、翌日にシラフで赤羽駅を通り、さらに先の宮原駅に辿り着くとは思わなかった。

▼赤羽の立ち飲みおでんで大暴れの図


俺の中で宮原駅は高崎線目立たないランキング2位の駅である。1位は尾久駅がダントツだ。知らない都内の駅があるなんて思わなかったから、尾久駅なんてのを発見したときはビックリした。ドラクエで言うとはぐれメタルとバッタリ遭遇したようなもんだろうか。

さて、そんなレア度2位な宮原駅で何をするのか、賢明な読者なら、もう、ご存知だろう。

そうだ!
しゃぶりなベイビーズがライブをやるのだ。


さて、駅ホームのはじっこに改札へ昇る階段があるオールドスクールタイプの宮原駅を出て、リハーサル開始時間まで1時間ほど早く宮原駅に着いたので茶をしばくことにした。もちろん先日購入したサーモスの魔法瓶を持ってきているので、イングリッシュティーを飲みたい。

ライブを思いつつ、優雅に茶をしばきたいのである。

ポットからお湯を注いで、2、3杯ぐらいはなww


しかし、初めて降りる埼玉宮原という地は、船橋CITYからきたエトランゼ(異邦人)に優しい街ではなかった。

これも埼玉の洗礼。
駅前にミスドしかねーよ。
まぁ、いい。

いや、良くない事案が発生した。


アメリカンクラッシクなドーナツをお盆に入れて、さて、やっぱりドーナツなら薄い煮たったコーヒーが良く合うよな。ましてやミスドはお代わり自由。

あれ?

ドリンクにアメリカンコーヒーをチョイスしたら、家からわざわざポットに入れてきたお湯はいらなくねーか?

無駄に荷物を重くしただけだったか。
憎い!憎いぞ!宮原駅前。


市民運動でもして、駅前にせめてドトールコーヒーでも作ってもらえや。

なんて思いながら席に着いた。

目の前は埼玉風の田舎娘。
そのさらに奥も埼玉風の田舎妻。

みんななぜか俺の方を向いている。

はて。

入り口からトイレまで縦に2人用の座席が並んでいる場合、普通は入り口に向いて座るよな。ましてや俺はここをメンバーが通るのだから、番兵グッドリッチのように見張っていないといけないし、なにもわざわざ逆サイのトイレを向いて座る必要もないだろう。

だが、そうすると自然に縦に並んだテーブルの田舎娘と田舎妻と向き合ってしまう。そうか、埼玉では窓や入り口に向かずに便所や壁に向かって座るのがローカルルールなのか。
とは思ったが、やはりここは船橋スタイルを貫こう。

そう、俺は雲のジュウザ。
あの雲のように自由な向きで座りたい。




やっと先日スミタ氏から借りた本「谷中レトロカメラ店の謎日和」柊サナカ著を読破し、今度は京都に行く前に読んでおきたかったが間に合わなかった「竜馬がゆく」司馬遼太郎著第五巻を読み始める。(2回目)

あの来島又兵衛がいよいよ沸騰し、高杉晋作を罵倒して京都に殴り込むシーンだ。

ここで、ふと不安になった。

これ、ギリまで読書をして、本当にマルコのように母を訪ねて一人で大宮ヒソミネに辿りつけるのかと。一度不安に陥ったら、ゆったりと読書などしておれん。

肝心の鬼の又兵衛も頭に入らないので、しゃぶりなベイビーズのグループLineで機内の医者を探すようにメンバーに呼びかけることにした。

駅前のミスドにいるので、この中で前を通る方はいませんかー!」と。

すぐにドラムのガワラ大先生が村田基ばりにフィッシュオンした。

なんていい子なのだろう。

ガワラ君はもう駅に着いて、これから俺を拾いに寄ってくれるという。
15分ほど一緒に茶をしばいてから、ライブハウスに向かった。
いや、結構距離あるし、なんか猿岩石ばりに無口で2人、国道17号線沿いにひたすら歩いたよ。そして到着。
ちょっとライブハウスには見えない外観。普通にオシャレなギャラリーみたいだよこれ。
中に入るとバンマスのギターボーカルTORABORUTA69(通称トラさん)はすでにロビーに居なさった。中に入らせてもらうと実にコンパクトながらオシャレ空間が広がっている。
楽屋がないので、そこら辺に荷物をテキトーに置いてロビーに戻った。
そこで、トラさんがなぜ本番まであと4時間もあるのにあのチンピラスーツのステージ衣装を着ているのかを理解した。

着替える楽屋が無い。

これには困った。がっつりとダチョウ倶楽部ばりに全裸になるし、カーテン1枚が舞台袖にあって、熱湯コマーシャルの水着着替えばりにそこで着替えるというのだ。
まぁ、しかし、カーテンは客側からは死角になっているようなので問題ないだろうと自分に言い聞かせた。

ほんで、我々のリハーサルの番だ。アギュラーのベースアンプにDI経由でブッ刺して音が出ない。ミュートボタンが押されていた。こんなトラップは日常茶飯事なので問題ない。



ステージが狭いのでベースアンプとの距離が近く、モニターを返す必要もない。いい音を浴びてプレーが出来る。
そして、床に絨毯が敷いてあるので、あの憧れのグレイトフルデッドやらトム・ペティやらの感覚を味わう事が出来た。

これは素晴らしい。

本番ではこの絨毯の良さは感じないだろうけど…。

リハーサルが終わって、メンバーでメシでも食いに行こうかとなった。
あらかじめ探しておいた近所の潰れそうな中華料理屋「きらく」は昼休みで閉まってたので、ぎょうざの満州に向かうことにした。国道17号線を駅に向かって進むと、明らかにバンドマンなご一行が向かってきた。ここ国道沿いの孤高なハイウェイ17にスタジオやライブハウスがある訳もないので「おはようございまーす、しゃぶりなベイビーズでーす」と挨拶すると、向こうも「シャム猫不発弾でーす」と挨拶してくれた。
すれ違ってからしばらくすると遠くでクスクスと笑い声が。よく聞くと

おい、しゃぶりなベイビーズってバンド名ウケるww

確かにおかしいよな。

そしてたどり着いた「ぎょうざの満州」は個人的に二度目だ。
前回はヒラちゃん家に行った帰りに寄ったっけ。
ほぼ埼玉県を中心にチェーン展開しているので、千葉県には一軒もない。それ故に埼玉県に来たら食べたいのだ。埼玉県に住んでいるガワラ君やだ埼玉出身のトラさんには珍しくもないだろう。ここで餃子ラーメンセットと生ビールを一杯だけ頂いた。






トラさんはこっそりと安パイな麻婆豆腐定食を食べていた。



さて、ライブハウスに戻るとオープンまで時間が余った。

ここでトラさんは、俺に外で写真撮って写真撮ってとまるで売れないグラビアアイドルが篠山紀信にお願いするかの如く、猫なで声で言ってきた。

車が通る中、ピューリッツァー賞を受賞するわけでもないのに命がけで撮影した。

俺のアイデアで下から舐めるように撮ってあげると大満足で「ギターウルフみたい」と喜んでいたので、あと20cm左だったら、センターライン跨いでカッコよかったのにと言うと本人は早くツイッターにアップしたいらしく「いいやいいや!」と言っていた。



この20cm右の状態を本人が承諾したのに、あとでおかめ納豆のひきわりのようにねちゃねちゃブツクサ言われるとは思ってもいなかった。

そんで今度はロビーに戻って、トラさんが我々サポートメンバー隊の精子の形態模写をやっていた。

まずは俺の精子のイメージを模写すると、すげー、弱々しい感じの顔と身振り手振り。
なんでも2億匹いるはずの精子がハッチの場合は、およそ3匹らしい。
3匹ってことは屈強なんじゃないですか?と問うといやいやいやいこーんなだよこーんなと…



こんな顔をして模写していた。







しゃぶりなベイビーズのライブの後はお願いだからブログ書いてとトラさんに頼まれて重いペンを持ち書き始めたが、やっぱり止めようかとふつふつと思う。


んで、ガワラ君の精子は?と聞くと、天に指を指して高くジャンプして元気よく、こーんな!こーんな!ってやっていた。
ポケットからライターまで落として熱演して超ご機嫌取り。

じゃ、ギターのKTは?っていうと少し考えだして、ツイストを踊る感じで腰を落とし、クネクネしながらこーんな、こーんな、とやっていた。



およそ人生半世紀を目前とした大人がやる芸ではないが、滅茶滅茶面白かった。



1組目夜王子さんのライブが始まった。
僕はこのチャンスに着替えに向かう。

あのカーテン裏のスペースは、荷物で一杯だった。パンイチになり、そそくさと着替えているうちに先程すれ違ったシャム猫不発弾さんのライブが始まる。予想通りのカッコよさだ。いや、まさか女性がドラムなんて思いもよらなんだ。自由度の高いパンクスだね。

楽しかったのであっという間に終わった。

そんで、次はツイッターで知り合ったエルモッチ率いるスギモト。いやぁ、凄いバンドでした。エルモッチ、カッコいいよ。

ケイコキタガワぶれてない。

▼スギモト


そんで、我々の出番。
色々と荒削りだったけど面白かった。
面白いんならいいライブだったんではないでしょうか。

▼写真ツイッターから勝手拝借。


そして、mugbum。
みんながカッコいいカッコいい言ってたけど、やっと聴くことが出来ました。
うん。確かにカッコいい。
素晴らしき孤高の世界観。

いやぁ、いい日でないか。
良ブッキングでないの?


この後、新松戸FIREBIRD界隈のCHARTREUSEさんを観た後、中ウチに参加せず、すぐに帰りました。

新京成の電車に乗って落ち着き、あらためて今日はすごかったなと。
初めて生でみる伝説の「セックスうま夫」は本当にセックが上手そうだったし、ややや、あの人ってひょっとしてサムライチョッ…とむしろお客さんの方が凄いメンツだったような気もした。

それでも、家に着いたのは午前様よ。
やっぱり船橋市民には宮原遠いよ。

次のしゃぶりなは3月19日(土)久しぶりのアブラパイセンと対バン!



居酒屋でも会えるアイドル
ハッチライブ情報局‼︎‼︎


【EDDIE PUMPKIN'S HIGH】
4月24日(日)
新松戸FIREBIRD
※詳細未定

5月22日(日)
錦糸町Rebirth
※詳細未定

【しゃぶりなベイビーズ】
3月19日(土)
新松戸FIREBIRD
w) 大人の悪戯 / THE SERAPHIC CATS / ロンボトランヒップショット / 刃喰い / gyro-captain / アブラジョー / ダイヤ・ピアノ・サンタ / PEPPERMINT U
※しゃぶりなベイビーズは18時35分から。

4月9日(土)
新宿ゴールデンエッグ
※詳細未定



しゃぶりなベイビーズのライブ@新松戸FIREBIRD

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しぶりに新京成の松戸行きに乗った。

ガラガラの車内であるが、五香駅から乗ってきたおっさんが猛烈にヤニ臭い。
ほぼほぼ灰皿のようなフレイバーのおさーんを従えて何故にこのローカル電車で雨のなかいい旅夢気分なのかというと、しゃぶりなベイビーズのライブのためだ。

うん、すまない。
今回もしゃぶサポなんだ。

また、ブログを書かないと戦艦サラミスの効いているんだか効いてないんだかわからないメガ粒子砲のようにトラさんにグチグチグチグチと言われるから、重モビルスーツドムのように重たい筆をとった次第である。

今回はリハーサル開始時間が鬼早い。
我々しゃぶりなベイビーズは、12時55分からである。

新松戸駅に降りると偶然ピンクのキャデラックから機材を下ろしていたトラさんと遭遇した。クルマの後部座席には水着の美女がワンサカ。ボンネットにはPussy Catと描かれたネオンサインが光っていた。

リアルモトリークルーである。

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さて、ハコに入ると反トラさん勢力のサポートメンバー、ギターのKTとドラムのガワラの2人が口を揃えて「リハのスタート時間が早い」とピィーピィー嘆いていた。そんな反トラさん勢力の星空の下のディスタンス、萌え上がれ愛のレジスタンス達をまとめているレジスタンスリーダーの俺はうんうんと菩薩の笑みで嘆きを受け入れた。これで俺のカルマはまた少し上がったハズだ。

THE SERAPHIC CATSさんの迫力あるリハーサルを背中に浴びながら、フロアで自分の機材のセッティングだけ済ませておく。

すぐに自分らのリハ出番がやってきた。

前回のライブから間が短いせいか、リハもなかなか充実していた。ただし一瞬だけボリュームが極端に下がったのはシールドのせいなのか、PAさんが意図的に一旦下げたのか。まぁ、すぐに元通りのボリュームに戻ったのでノープロブレムだろう。

天才ベーシストでもあるPAのしょうへい氏が僕のベースに興味を示し、どこのベースですか?と聞いてきたので、ここぞとばかりに「フォデラです!(N.Y.C)」と言うと、

え?古寺?

中国のメーカーですか?と真顔で返されて凹んだ。

でも、まぁ、順調にリハを終わらせて、今度は昼メシでも行こうかとなった。なにせ本日は長丁場。全バンド顔合わせまで3時間もある。今回も仲良し4人組で安定の中華料理店「千成亭」に向かった。

奥の6人テーブルに着き、俺はモヤシソバと餃子と半ライス、生ビールを注文した。

するとギターのKTが「ここのモヤシソバってそんなに美味いんですか?」と聞いてきた。

▼いたって普通のモヤシソバ
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チャイナボーイの店員さんが目の前にいるので不味いとは言えないし、かといって激ウマってわけでもないので、ファミコンを買ってもらえない田舎の子供のようにむにゅむにゅしていたら、KTはあっさりとワンタン麺を頼んでいた。

そう、ここんちのモヤシソバは大して美味くはないのである。ごくごく一般的な普通のモヤシソバなのだ。俺が無類のモヤシソバ好きってだけで、モヤシソバイーターでもないのにわざわざ注文することは決してオススメしない。俺のように中国廬山五老峰で5年にわたる修行の末に廬山の大瀑布をも逆流させるような技を身につける修行を経たモヤシソバイーターのみが辿り着く境地なのだ。

トラさんは、ドラクエでいつでも宿屋に駆け込めるように村の周りで戦う勇者のごとく何の冒険心もない安牌の麻婆豆腐定食。

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ガワラは何を食べていたか忘れたが、ガワラ汁を出してモリモリと食っていた。メシを食う前にガワラの鼻くそが鼻の出口付近でひっこひっこ行ったり来たりしていたが、あれはどこに行ったのでせうね。

まぁ、いいか。

全員腹を満たしたので店を出た。

生ビールを飲んだので、ホロ酔い気分だ。KTが近所の中古楽器屋に行きたいというので付き合った。彼には一応忠告しておいたが、この店は、リサイクルショップ並みの品揃えしかない。それでも行きたいと夏目雅子バージョンの三蔵法師のようなキレイな目で言うのでお供をした。

店に入ると、売れない文房具屋の“入ったら消しゴム1つぐらい買わないと出れない”系のオーラを店主が発していたので、KTはピックを数枚掴んでいた。俺は今日、弦がつるつる滑るスプレーを持って来るのを忘れたのでそいつを買った。初めて買うメーカーであるが、こいつはよく楽器屋で見かけるので、こいつが良い滑りをしたらメーカーチェンジしようと思う。今まではグレコのピンクのスプレーを使っていたのだが、どこにでも売ってるワケではないらしい。

紙袋を抱えて店を出ようとすると、KTは手に持っていたピックをそそくさと棚に返していた。彼も文房具屋でいらない消しゴムを買ってしまうタイプらしい。

帰りの道すがら、途中でコンビニに寄って缶ビールを買った。今回、俺はサッポロ黒ラベルの500mlをチョイスした。いつもなら350ml缶を迷わず手に取るのだか、今回は呑む気満々である。そう!今日のタイバンの皆さんは酒量の多そうな顔ぶれなのである。まずはロビーでロンボトランヒップショットのカツクラ大先生がストロング系酎ハイ500mlをすでにグビグビしていたのである。

負けるもんか!

すぐさま飲み干し、今度はストロング酎ハイの梅干し味を買いに出かけた。本当はもっと買い込みたかったが、何せ今回は出番が早いので、あまり酔っ払うとクールダウン出来なくなってしまう。ようするにブライトさんが言う「アムロ、深追いはするな」である。

スーパーストロング酎ハイ1号を買った後、再びハコのロビーに戻るとgyro-captainさん(秋田)が既にBARを無理くりオープンさせて生ビールを飲んでいた。アブラジョーのリュータパイセンもワシはライブ前は呑まん!後から派だと散々言っていたのだが、ストロング酎ハイを握っていた。どうやら今日は派閥を変えたらしい。

恐らく9周年イベント期間中で一番盛り上がったであろう顔合わせを終えて、ライブハウスは開演した。

トラさんはまたもや孫のおしめを畳むように丁寧に丁寧にTシャツを陳列していた。値札の位置もミリ単位で配置している。

▼真摯な眼差しのトラさん
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ダイヤ・ピアノ・サンタさんはラグなピアノスタイルで凄く楽しかったし、越谷からの刺客大人の悪戯さんもハッチどストライクなロックだった。THE SERAPHIC CATSさんもビリー色ムンムン熱々のステージで、しゃぶりなベイビーズも楽しく出来た。ロンボトランヒップショットはCD買っちゃったし、PEPPERMINT Uさんは声量はんぱなくてキュートだし、刃喰いさんはおしっこに行けないほどの満員で迫真のステージはドラマチックだったし、gyro-captainさんは実は初めてステージ観て感動したし、アブラジョー先輩は最前で観れて外国製のギターやってくれたし、最高のイベントだった。なんでもたまたま偶然にも8周年イベントの時とほぼ面子が一緒だったとか。そりゃイベントとして一体感出るわな。

帰りはベロンベロンで新八柱駅で吉野家行ったんだけど、皆目覚えてなかった。

そんなこんなで、素敵なイベントだったんだけど、先生寂しいお知らせが一つ。
今日まで一緒にしゃぶりなを支えてくれたガワラ君が転校でお別れです。先生は記念に鉛筆を贈りたいと思います。

ガワラ君、今までありがとう。

色々ブログのネタに使ってゴメンね。
最後にガワラ君の大好きなJULIA姐さんの写真を貼ってお別れです。

JULIA姐さん
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しゃぶりなベイビーズは新たなドラマーを迎えて新体制で鋭意不撓頑張っております。

さて、しゃぶりなベイビーズ次のライブは…

4月9日(土)
新宿歌舞伎町GOLDEN EGG
w) NoLA / THE THANKS(北海道) / GUEVNNA / OxGxD / CATSTRIP.
OPEN18:00 / START18:30
¥2000+1D
※しゃぶりなは20時20分から!

そして、エディパンのライブは翌日…。

4月10日(日)
稲毛K's DREAM
※EDDIE PUMPKIN'S HIGHは一番手、17時30分から!

渾身の1stアルバム完成‼︎
monochrome[BLACK and WHITE]
全12曲45分¥1000。

今回のライブからしれーっと発売予定!

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しゃぶりなとエディパンのライブ

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色い電車に乗っている。

これからしゃぶりなベイビーズが新宿歌舞伎町のエッグマンというハコでライブをやるからだ。

その移動時間でブログを1本書き上げてやろうってこった。

最近アメブロはとんとご無沙汰だが、どうだい?みんな元気にやってるかえ?春だからってハメ外してないよな?俺はいたって普通に暮らしているぞ。

まぁ、いい。

本日4月9日(土)のライブは新宿歌舞伎町ゴールデンエッグで20時20分からだ。ほら、いまからダッシュすれば全然間に合うだろ?今日は新しいドラマーのユウヤ君が叩いてくれる。一度スタジオに入ったが、滅多な事では褒めない渡る世間は鬼ばかりの久子おばさんみたいなギターのKTも絶賛していた。俺的にはツボを得たドラミングもさることながら、イケメンで酒が好きというところが、もう食べちゃいたいぐらい嬉しい。

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さて、そんなライブに来ない訳には行かないだろうが、翌日の4月10日(日)はEDDIE PUMPKIN'S HIGHが稲毛K's DREAMにて17時30分からライブである。

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このタイミングで1stアルバムがいよいよしれーっと発売されるのだ。宇宙空母ブルーノアのようなド派手な発進とはいかないが、それもエディパンらしいではないか?

monochrome[BLACK & WHITE]
全12曲45分。次回の4月10日の稲毛K's DREAMのライブから人知れず勝手にレコ発!

去年に録り終えて、これだけ発売が遅れたのは2枚組だったアルバムを目の前の銭っ子に目が眩んだドラムの島ちゃんが急遽1枚に合わせて12曲で売ろうというガンプラ抱き合わせ商法のようなアイディアに全員がまんまと乗っかったのと、アルバムジャケットのデザイン、印刷を請け負う俺が面倒臭くてなかなか手につかなかったという事情があったのはオフレコだ。

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そんなアルバムはまさに快心の作品だ。
2日間で12曲を録り終えたスピード感だけ味わって欲しい。決して粗探しとかしないように。

さて、このブログはベーシスト読書も多いので、アルバムを買えば100倍楽しくなるエモヤンのようなお得情報を書いておこう。
俺がフルアーマーガンダム状態で持っている全ベースをレコーディングスタジオにせっせと運んだ結果、どの曲にどのベースを使ったかを記しておこうじゃないか。

EDDIE PUMPKIN'S HIGH
monochrome[BLACK & WHITE]

[BLACK SIDE]
 1.TOY’S Bunny/MUSICMAN STINGRAY
 2.バランス/FODERA NYC EMPIRE
 3.ロシアンチェリー/FODERA NYC EMPIRE
 4.God Road 69/MODULUS VJ4
 5.リアル/MUSICMAN STINGRAY
 6.ロマンティック/MUSICMAN STINGRAY

[WHITE SIDE]
 7.Psycho Jet/MODULUS VJ4
 8.キラキラスーサイド/FODERA NYC EMPIRE
 9.ブラックバード/G&L LB-100
 10.悪魔のブルー/FODERA NYC EMPIRE
 11.暗闇のスキャットにスパンコール/MUSICMAN STINGRAY
 12.ストライプ/FODERA NYC EMPIRE

ライブでは無敵のG&Lのプレべが録音ではあまりいい音じゃなかったり、ファズ関係がハウリ捲って最終的にはボスのベースオーバードライブしか選択肢が無かったりと紆余曲折なバイストンウェルの物語を覚えているものは幸せである。

1周年

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立して1周年が過ぎた。


あの悪夢のような会社解散劇からちょうど1年が経つのか。確か、会社の解散2週間前に宣言されて、ビルから出るっつんで、大急ぎで荷作りして、4月28日に放り出されたんだよな。

仕事は何とかやれている。

いや、逆に25年やってきて今が最高潮に忙しいわww

クソ新社長ざまー!

皆様のおかげでなんとか無事に1人フリーでやれてます。

今では真っ昼間にふらふらと津田沼辺りを彷徨くことに罪悪感も無くなりました。これには1年かかったです。

東西線の運行情報を設定したまんまなので、朝から人身事故で遅延とかメッセージがくると嬉しくてしょうがありません。

ほら、通勤とは無縁なので。

たまに銀座がテレビに出ると、なぜだか涙が流れます。

パソコンをもって行かないで呑みに出かけ、修正が出ても対応出来なくて入稿が間に合わず、仕事を落としかけた事もありました。

収入にムラがあり過ぎるのでミスチル並みのシーソーゲームです。因みに今月は請求出来ない案件が3本もあって、計9万ちょっとにしかならなかった。

あ、人生初の年末調整でホクホクでした。
けど、新社長が居留守を使い捲くって、締め切り1日前のギリギリに源泉徴収票が届きました。相も変わらず嫌がらせをしてきます。

人間忙しいとトチ狂うので、終いのベースを買いました。これは後日改めて事の顛末を書きたいです。

▼富の象徴リッケンバッカー4003S
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ともかく今はブログ書いてる暇が無いのよ。
貧乏暇無しって本当なのなw

GWも朝7時から夜3時まで働いて、締め切りに間に合うかどうかよ。

でも、呑みにも行ってるし、ライブもやってるよ。

エディパンは5月22日(日)に錦糸町リバース、6月19日(日)に稲毛K's DREAM。
しゃぶりなは6月25日(土)に新松戸FIREBIRD。

これからは短文にして、なるべく投稿数を増やすように努力します。


船橋べろべろ節

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尾山のお疲れさま会である。

先日、40名を連れて高尾山に登ったスタッフだけの反省会だ。
それもイーストトーキョーの面々だけ。
もっというと3人だけ。
これじゃデンジマンから2人減ってサンバルカン並みに物足りなさを感じる。

チャーリーブラウンに似たカメラマンの雲仙さんはお母堂の具合いが悪いらしくご欠席である。

なので、巨悪を追うジャーナリストの石和氏、闇居酒屋店主兼ライターの湯ノ田氏、そして天才デザイナー兼ベーシストのハッチという3人の中年が船橋駅の改札に集合した。

おっと!このペースでいくとまた駄文を山ほど書きそうなので手早くちゃっちゃといくぞ。

これからはブログは毎回5行で済ますのだ。

んで1次会で17時から予約してある、もつ焼き「坊ちゃん」までの間に立ち飲み屋で0次会をしようとなっているので、巨悪の石和氏推薦の「大衆あさひ」に行った。



入り口も分からないような店である。

逆にめちゃめちゃ敷居が高い。

世界でも有数の入りずらい店ではあるが、勇気を出して入ってみると店主さんもお客さんも気さくな人ばかり。



ここで瓶ビール、酎ハイを2杯ほど呑み下ごしらえをしてから「坊ちゃん」へ。

坊ちゃんは昔は相当通ったね。
10年前にあったカシスホッピー頼んでみたら、やっぱり無かった。

正月ぶりだな。



ここは予約したので店の奥に席をキープされていたんだけど、オオバコなので客が入ってこないもんだから一般席との距離がハンパなく遠くて隔離されてるみたいだったな。

闇の湯ノ田氏が加賀屋の謎について鋭く切り込んでいた。

自慢の加賀屋ポイントカードを見せびらかされてハンケチを噛み締めた。



ほんで次は「増やま」。

なんとここで「大衆あさひ」で優しく話しかけてくれた紳士とまた会う。

ローカル酒飲みのルートは似てるのな。



ここでとうとう巨悪の石和氏の魂尽きてコックリしまった。

この店は人気店だし、行列作ってるから寝る客には厳しいのだ。

いきなりレッドカードも止むを得ず。

最後は立ち飲み「登運登運」



これでお開きになったが、後半は記憶が曖昧に。
なんとバスに乗ったらしいのだが、寝コイて家の前を通過。
北習志野からまた電車に乗るというトホホな帰り道であった。

荒療治

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もない。

あるのは仕事だけ。

昨日はオスカー・ダブリンばりに一歩もホワイトベース(自宅)から外に出なかった。

オスカー・ダブリン
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万歩計の歩数は37歩。

決してガンタンクみたいに足にキャタピラーが付いている訳ではない。

部屋の中でスマホを持ち歩いた回数だろう。

積み上がった仕事は5本。
それを満遍なくやっていく。
どれもロングランな仕事なので、今日明日終わる代物ではない。毎日のコツコツが身を結ぶのだ。

恐らくはGWが正式に明けた月曜日辺りから催促の電話やメールが来るはずだ。

それまではマイペースで仕事が出来る。

しかし、カラダの関節が痛いし、なんだかダルい。そう、すでに前日に風邪をひいていたのだ。

俺の風邪の治し方はこうだ。
風邪治しのプロがやる荒療治だ。
君らは絶対に真似をするなよ。


ベロベロになるまで酒を呑む。
そして、すこーんと寝る。


ただそれだけだ。
 

大事なのは風邪のピークをいかに睡眠のピークにシンクロさせるかということ。
そのためのベロベロであり、そのための濃いめの酎ハイなのだ。

なに、寝ていればどうということはない。

いや、しかし昨日の「大衆あさひ」の酎ハイは濃かった。濃いすぎた。

あれは計算違いだったな。

もう、翌朝は二日酔いなのか風邪の症状なのか分からなかったから。

そんな荒療治。






ベース飲み会

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葉原に向かう。

ベース飲み会のためだ。
池部楽器の地下1階ベースコーナーで待ち合わせたのだが、モアイ大先生はすでに30分前に来ているという。普段は遅刻してくるのに集合場所がベースコーナーだと遅刻しないのな。などと言っている自分も待ち合わせより15分前に着いた。

しばらくするとNaoさんも合流してプレベを試奏だのあーだのこーだの。

▼やっぱ本気で買いそうな人はオウラチカラが違うね


▼Nao奏法を堪能


ひと段落したのでもつ焼き屋へGO!

秋葉原なので選択肢は3つ。

四文屋、金子屋、やきとん元気。

あと隠し球で加賀屋ととら八もあるな。

まずは四文屋から。

はい満卓。

次の金子屋で見事にパイルダーオン&ファイヤーオン!&フェードインした。

最初に全員で生ホッピーを呑んで乾杯、そしてもつ焼きを注文。

豚バラとてっぽうが美味かったな。

▼豚バラ


▼てっぽう


つくねは“よく焼きで”って言ったのにやっぱり中はうっすらピンク色でケニーロギンスもビックリのハイウェイトゥザデンシャゾーンだったぜ。

ベース会の話題は、いつも前半にモアイ大先生の超暗い話しで、ひとしきりしーんみりするっていうもはやベース会の定番コース。

まるでリアル「渡る世間は鬼ばかり」を観てるようだよ。

はやくいい風が吹くといいね。

そのあとは明るくベースの話し、バンドの話しで盛り上がったけど、アホほど盛り上がったな。

Nao上人を奥の席に追いやったから、今回はヴァイオレンスツッコミもロケットパンチも1発も喰らわなかった。

Nao上人の席から一番近いモアイさんも上体を巧みにスウェーしてNao上人のパンチをかわしていたよ。

結局18時30分から22時30分まで4時間もアホ話ししたね。

そんで最後は〆のラーメン。
麺屋武蔵で味玉らーめんを食って帰ったよ。



たまたま津田沼終点の電車乗って救われたわ。

完全に寝コイてたね。
まるで星野鉄郎のように。

エディパンのスタジオ練習

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日はエディパンのスタジオだった。

先日ebayで落札したリッケンベース用の指置きが一昨日英国から発送されたため、現在どこにあるか調べると成田空港を出て自宅へ向かっている最中とな。

朝から落ち着かない。

トラックのエンジンの音に敏感になり、トイレもしている時にチャイムが鳴ったらと考えるとなかなか入れないでいたのだ。

君達もよーく覚えていたまえ。


宅急便は
必ず最悪のシナリオで
やってくることを。


突然電話が鳴り響いた。

宅配業者の女性からだ。

「これから伺いたいのですがよろしいでしょうか?」

もちろんよろしいのだが前日のベース飲み会が祟って、今ちょうどトイレットに入ろうかどうしようか迷っていた最中なのだった。

そう、ebayだと国内からの送料や関税等は着払いになっている。

肛門をカバーしながらやや内股ぎみに小銭を用意していたときだった。

ピンポンが鳴った。

慌ててだるま弁当の貯金箱から4円をかき集め5444円を用意して玄関に出た。


おつりはぴったし2千円。

はよ。

はよ。

はよよこせや。


小包を受け取り、サインをして2千円のおつりを待つ。

内股が痙攣してきた。


ばばあ。

2千円ぐらいお前のポケマネから出せよ!


宅急便のばばあはマギー司郎のマジックのごとく色々なポケットを開けやっと2千円を見つけ出した。

すぐに受け取るとドアを閉めてトイレに駆け込んだ。


ギリギリギリセーフ。


総武線ならこの駆け込みセーフに車掌から名指しでディスられるほどギリだった。

そうやって手に入れた指置きをベースに設置した。

▼装着前
{08145401-0CB0-491C-9D32-089F86866D1D}

▼装着後
{34146891-D9F4-46E4-AB29-9F75B94EDC68}

▼指置き部分
{21973D58-D35D-44BD-95B0-F7AC3B6AF5F4}


さて、今日のスタジオはこれでバッチシだと思った刹那、またもや1本の電話が鳴った。ヴォーカルギターのスミタ先生からだ。

いつになくナベサダのようにご機嫌だね。

「天気もいいしスタジオ前に散歩でもしましょうか?」

そう、誘われたのだった。

彼は来週から渋谷のBar foxyのスペースを借りて写真の個展をやるのだ。


Bar foxy アート作品展示、第四十回は
寫眞家スミタタケシ氏の写真展です。
  – 夜街 –
「夜に蠢く都市」をテーマに
モノクロ、フィルム、ストリート
に拘った作品を展示致します。
展示期間は5/9~5/27まで。
※尚、水土日曜に関しては貸切のケースがございますので
店舗にお電話でお問い合わせ下さい。

{D31145C8-5CC7-456F-9256-EC7C2A8C5ABA}



恐らくその打ち合わせも兼ねているのであろう。

俺は震え声で聞いてみた。

「カ、カメラも持って行ったほうがいい?」

彼はご機嫌で答えた。

「おまかせしますよ」

俺は本日のスタジオ練習でのベースの指置きの実戦投入を諦めた。

散歩にベースバックは持っていけない。
すぐにスタジオにベースを予約した。

スミタ大先生とは津田沼で待ち合わせることになった。

津田沼に行くとまたポンポンが痛くなったのでイオンモールに入る。

デカいイオンモールならゆっくりと用が足せる。

1階のトイレットに行くと(大)は、和式便所しか空いていなかった。

この世界から和式便所がなくなって欲しいと切に願いながら2階を階段を使って駆け上がった。


バリバリ空いていた。


便座を消毒液で殺菌してから陶器の白馬に跨った。

するとスミタ大先生が津田沼に着いたようだった。オレはイオンの2階一番奥のトイレにいる旨を端的に伝えた。

ただし、トイレット外からの呼びかけには一切応じないとも。

するとしばらくして「サンマルクカフェでお茶してまーす!」との電子メールが。


ウェル、ウェル、ウェル。


彼は俺が陶器の白馬をまたいでいるイオンとは駅を挟んで逆サイドのモリシアというビルに入っているサンマルクカフェにいるのだった。

確かにそこの地下1階には、すっごく小さいがイオンのスーパーが入っている。

津田沼のグワジン級大型ショッピングモール「イオンモール」とコムサイみたいな「スーパーイオン」を勘違いしていたのであった。

だが、俺は驚かないし腹も立てない。

彼には幾度となく太陽の牙ダグラムのクリンとデイジーのように、もしくは、はいからさんが通るの花村紅緒と伊集院忍少尉のようにすれ違ってきたのだから!

オカマ走りにインタークーラー付きターボIIをプラスして道を急ぐ。

サンマルクに着くと大先生は鹿革のセーム皮で優雅にカメラを磨きながら待ちくたびれたご様子。すると目の前にアイスティーのLサイズが。

{013E624A-64EE-42D1-B652-3644BA59C792}


ゴチしてくださるんだそうな。

ちょうど喉もカラカラだったのでゴックゴックズゴックゾックアッガイアッグガイゾックといただいた。

まぁ、そっから津田沼ぶらついてスタジオに行ったかな。

え!エディパンのスタジオ練習はどうだったかって?
まぁ、ぼちぼちよ。

自慢☆毛のレコスタ見学

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コスタにいる。

昨日は自慢☆毛のレコスタにお邪魔した。
場所はスタジオハイブリッジ。
そう、家からめっちゃ近い。
少し遅れて到着すると、メンバー全員でわいわいがやがや楽しそうにいつものおバカをやっていた。
今回はミキシング&マスタリング。
おバカをやっているのはミーティングルームだけで、みんなミキシングルームに向かうと超真剣な表情だ。
かなり細かい部分までエンジニアのこ~ちゃんと創り上げていった。
途中から世界のダーワーも見学にやってきた。
いやいや、見学なんてビタイチもせず、着いて早々にスタジオに置いてある「のだめカンタービレ」を読み出した。
スゴいスピードで読み漁る。



しかも順不同でガシガシとのだめを取っていった。
いきなり20巻から読んだりしている。
一度全部読んでいるからだそうな。
これでポテチの油ぎった指をソファで拭いて、コーラを溢してシュワーってなってるのをすぐにティッシュで拭き取らないでぼーっと見ていようもんなら


完全に高校の時、友達の家に来て夕方まで無言で漫画見て帰るヤツだな。


さすがにそれはしなかった。
少なくともポテチとコーラはやらなかった。
まぁ、僕はというとガッツリとテーブルを借りて仕事をしていたのだが、森の危険な生物のイラストを描いていて、通りすがるメンバーからは「うわっキモチワルっ」って言われ続けていた。



そんな中、真剣なメンバーの意見を反映して、少しずつ曲の全体像が見えてくる。
お世辞抜きに凄いCDが出来上がってきた。
結局、今日1日の作業が終わったのが21時30分。残りは次回。

そしていつもの津田沼の居酒屋「ありがとう」に移動した。
エンジニアのこ~ちゃんも来てくれた。
俺はしめしめと思った。
これでどんなに酔いつぶれてもこ~ちゃんが送ってくれるので家には帰れる。
「ありがとう」はGW最後の日だからか、ガラガラだった。
メンバー全員今日分のレコーディング作業を終えて「やったった」という充足感に満ち溢れていた。
もちろんメガ男梅サワー。
とくにベースのフジモトさんがハイテンションだった。
なにせ22時に始まったので、1時間の23時にお開き。

帰りはこ~ちゃんとしゅっと帰った。


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